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『トットてれび』を見ている

満島ひかり主演のNHK土曜ドラマ『トットてれび』を見ました。

『トットてれび』は黒柳徹子の自伝的ドラマでテレビの黎明期を描いています。満島ひかりが黒柳徹子を演じるなんて朝ドラ『おひさま』の最終回かと思いました。

去年、洋画ではミュージシャンの伝記映画が何本か立て続けに公開されていました。『ストレイト・アウタ・コンプトン』なんて1980年代後半から1990年代前半の話でイージー・E以外は存命中です。日本の有名芸能人の伝記映画やドラマも見てみたいと思っていたところにこのドラマです。

去年の年末に立川談春の『赤めだか』もドラマになっていましたが、正直ちょっと残念出来でした。『赤めだか』に出ていた濱田岳、新井浩文も『トットてれび』にも出ていました。

エンディングで笠置シヅ子の『買い物ブギ』を中納良恵(バックの演奏は大友良英スペシャル・ビッグバンド)が歌うシーンが非常に良かったですね。途中で本物の笠置シヅ子の歌と映像に入れ替わったりする所には痺れました。『あまちゃん』のときの様に大友良英がギターを弾いている姿もしっかり映っていました。

中納良恵はEGO-WRAPPIN'というバンドのボーカルでフェスで何度か見たことがあります。ジャジーでブルージーで昭和歌謡な感じのサウンドが特徴なバンドです。中納良恵に笠置シヅ子の『買い物ブギ』を歌わせるというアイディアが素晴らしい。大西ユカリに歌わせても嵌ったと思います。笠置シヅ子については80年代に銀河テレビ小説で扱っていた記憶があります。

満島ひかりが演じる黒柳徹子ももちろん素晴らしかったですね特にラジオドラマのエキストラ的な役なのに目立ちすぎて怒られるシーンがたまりませんでした。いかにも黒柳徹子が言いそうな事を黒柳徹子が憑依したような感じで演じる満島ひかりが笑えました。「ドウカ(銅貨)もオサツ(オサツ)もないでしょう」というデレクター役の濱田岳のセリフがなんだか落語家みたいでさらに笑えました。

『ヤン坊ニン坊トン坊』のオーデションのエピソードでは満島ひかりの声優としての能力が改めて発揮されました。このエピソードを再現するためには『ど根性ガエル』の実写版で声優としての能力の高さを示した満島ひかりじゃなきゃダメなのかと思ってしまいました。できれば『ブーフーウー』で大山のぶ代とのエピソードも取り上げて欲しい所です。あんまり関係ないけど飯沢匡役の大森南朋は秋元康のように見えました。


ナレーション(パンダ)は小泉今日子がやっています。これは黒柳徹子がパンダ好きというのと小泉今日子のエッセイ『パンダのan an』からきているでしょうか。次回以降もなかなか楽しみなドラマです。

新版 トットチャンネル(新潮文庫)

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