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『海月姫』を見た

川村泰祐監督、能年玲奈主演の『海月姫』を見ました。

年末の『たまむすび』で町山智浩がオススメしていたので見てみました。東村アキコの原作漫画は読んだことはありません。東村アキコは西原理恵子の『画力対決』に出ていたので辛うじて知っている程度です。

クラゲオタクの月海は東京の天水館という古びたアパートに住み、イラストレータを目指していた。天水館の他の住人もニートでオタクな女性のみでノホホンと暮らしていた。クラゲを扱うペットショップで月海はひょんなことから女装男子の蔵之介と出会い、それから蔵之介は天水館に頻繁に出入りすることになる。天水館は再開発のため取り壊される計画が持ち上がり、さて月海をはじめとする住人たちは?というお話。

予告で福士蒼汰と有村架純の映画をやっていたので、どうしても『あまちゃん』を思い出してしまいます。しかも平泉成が政治家役、能年玲奈が演じる月海は蔵之介に引きずられるように自分の能力を発揮していくところもなんとなく『あまちゃん』を思い出します。

しかし、天水館の「尼〜ず」と蔵之介の強烈なキャラクターといい意味での漫画ならでは荒唐無稽な展開がこの映画の大きな魅力です。地上げに対向するために月海がデザインしたクラゲをモチーフにしたドレスのファッションショーを行うというのは少女漫画的なんですが、菅田将暉演じる蔵之介の捨て身の宣伝というか演説にはグッとくるものがありました。「ドレスで世界を変える」というセリフと発想は「素敵やん!」という感じした。

「尼〜ず」のメンバーは事前の情報が町山智浩の話だけだったので馬場園梓しか分かりませんでした。池脇千鶴も篠原ともえも全く分かりませんでした。太田莉菜は今回初めて見たのでギャップがどんなものなかよく分かりませんでした。松田龍平の嫁で本物のモデルなんですね。

長谷川博己は蔵之介とは腹違いの兄弟で政治家の父親の秘書で童貞という役でした。長谷川博己は『地獄でなぜ悪い』の映画バカのイメージが強かったので今回の役ちょっと普通過ぎて拍子抜けしてしまいました。弟の蔵之介との対比をはっきりとさせるためだとは思いますが、ちょっと損な役でした。

平泉成の役名が「鯉淵慶一郎」で、音で聞くと「こいぶちけいいちろう」で「こいずみじゅんいちろう」みたいな所が笑えました。鯉淵慶一郎の家族構成が小泉純一郎とちょっと似ているようも見えました。

音楽がちょっとだけ『ゴーン・ガール』のトレント・レズナー&アッティカス・ロスみたいだと思っていたら、前山田健一が担当していました。前山田健一は『タモリ倶楽部』の鉄道企画でたまに見かけます。ムーンライダーズの『9月の海はクラゲの海』は当然かかるはずがなく、主題歌はSEKAI NO OWARIの『マーメイドラプソディー』でした。全く関係ないけど、ケラリーノ・サンドロヴィッチの監督・脚本によるテレビドラマ『怪奇恋愛作戦』の音楽は鈴木慶一が担当しているそうです。

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