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『劇場版3D あたしンち 情熱のちょ~超能力♪ 母大暴走!』を見た

早稲田松竹では『害虫』と『告白』のを上映していて、何かと話題の『SPACE BATTLESHIP ヤマト』も公開された。3Dの『劇場版あたしンち』も気になる、そろそろ上映が終わりそうだし。

さぁ~て、今週は何を見ようかと悩んでいたら私の頭の中で松平斉韶(『十三人の刺客』で稲垣吾郎が演じたバカ殿)がつぶやいた。「迷わず愚かな道を選べ、その方が面白い」。というわけで『劇場版3D あたしンち 情熱のちょ~超能力♪ 母大暴走!』を見ました。

『あたしンち』はテレビで何度か見たことがありますが、特別思い入れがあるというわけではありません。駅でこの映画のポスターを見ると3Dと書かれているではないですか、3Dで私の興味は3割増になりました。

私は今年、変な映画をけっこう見てきたのですが、この映画もかなり変な映画でした。上映時間が43分で料金が1100円というのも驚きました。私が見る映画はPG-12など年齢制限が多いのですが、この映画はファミリー向けで、観客はほとんどが家族連れでした。

キャラクターは確かに微かに浮き出て立体的に見えるのですが、3Dの効果が発揮されるシーンはオープニングタイトルが出るシーンと、母が主婦仲間を前に喫茶店で10円玉を浮かすシーンくらいでした。本当に3Dの効果が最大限に発揮されたのは『ナルニア国物語』の予告でした。

ストリーはタイトルからも分かるとおり、母が雷に撃たれたショックで超能力(念動力)を使えるようになり、最初は家事に超能力を利用していたのが、人助けに超能力を使うよにもなり、しまいには超能力が制御不能になり大事件に発展するという感じです。

超能力を家の外では使ってはいけないとユズヒコに言われた母はエスパーママンに変身して家の外で超能力を使って人助けをすることになります。このシーンはけっこう笑えました。自販機の下に500円玉を落とした女子高生を助けたり、シャッターに落書きをしたヒップホップなアンちゃんたち捕まえて、一緒に落書きを落としたりするだけなんですが、女子高生やアンちゃんたちのキャラのステレオタイプな感じの描き方も笑えました。

矢沢永吉の娘の矢沢洋子が本人役で出演していたのにも驚きました。ライブ会場に行く途中に道に迷ったところをエスパーママンに助けられます。リムジンの上にマイクスタンドを持った姿で登場し、お礼に自分のCDをエスパーママにあげるところはさすがでした。CDのジャケットは当然大写しになりました。主題歌も矢沢洋子が歌っています。

エスパーママンとしての活動をめぐって母とみかんが対立するところは『ダークナイト』や『ウォッチメン』などで描かれた「スパーヒーローの苦悩」みたいなものをチラッとだけ思い出しました。

クライマックスは立花家が一丸となって危機に立ち向かうのですが、正直ご都合主義な展開で強引すぎるような気がしました。家族の力で危機を救うというのはいいと思うのですが、もう少し捻りや工夫が欲しかったですね。

この映画の脚本を書いている大野木寛という人は「スタジオぬえ」の出身でマクロスにも関わったことがあるそうです。矢沢洋子も出ていることなので歌の力で危機を救うみたい展開でもよかったのではと思ったりしました。

3Dの部分やその他にも色々とツッコミどころもありますが、貴重な映画体験ができました。


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YOKO YAZAWA
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