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東海林さだおの『偉いぞ!立ち食いそば』を読んだ

東海林さだおのエッセイ集『偉いぞ!立ち食いそば』を読んでみました。私は東海林さだおのエッセイを読むのは今回が初めてです。

このエッセイのメインは東海林さだおが富士そばの全メニュー制覇の偉業達成を目指し、富士そばのメニューを1日1食(2食のときもあり)を食べていく話です。立ち食いそばというB級グルメ的な食べ物に対する愛情溢れるエッセイ集で、非常に立ち食いそばが食べたくなる本。

東海林さだおが茶髪の若者が食券を出すときに「そばで」というシーンに遭遇し、その優しい物言いに非常に感動しているところが面白かったですね。東海林さだおはいつも「そば」と言うだけだったそうです。実は私も「そばで」と言っています。しかし、特に優しさを心がけていたつもりはありません。

私も富士そばはよく利用するのですが最近、ほとんど食べるのは「かき揚げそば」か、夏なら「特もり」でした。しかし、この本を読んで他のメニューにも挑戦してみたくなりました。特に「コロッケそば」と富士そばのフラッグ・シップ「特製富士」は是非食べてみたいものです。

確かに富士そばのラーメンやカツ丼はバカにできないというのには共感しました。しかし、ラーメンを扱っている店舗がそんなに多くないのが残念です。

富士そば社長の丹道夫さんと東海林さだおとの対談も面白いですね。丹社長のいい意味でのアバウトな経営で成功しているのが凄いです。2004年にはJRの駅の構内にある「あじさい茶屋」に売り上げで富士そばが勝ったそうです。丹社長は演歌の作詞もやっていて、富士そばでテープを売っています。東海林さだおは丹社長に富士そばでテープを買っている人を見たことがないと言っていますが、丹社長は6、70本は売れていると言っています。

駅弁「奥の細道」では東北を2泊3日でまわり、3人で24種類の駅弁を食べるという話。一緒に回った小林しのぶ女史という人が駅弁の愛好家で、ここに登場する駅弁のチョイスも行っています。グラビアで紹介される駅弁の写真も美味そうだ。特に米沢牛関係も美味しそうに見えます。秋田の「稲庭割子付け麺」も食べてみたい。

その他にもニンニク注射や食事のマナー、宝塚をおじさんと一緒に見に行くエッセイも楽しめました。

偉いぞ!立ち食いそば
偉いぞ!立ち食いそば

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