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「発言小町」を読んだ

読売新聞のニュースサイト「ヨミウリ・オンライン」の掲示板「発言小町」をまとめた「発言小町 -誰にも聞けなかった女の悩み-」を読んでみました。 

この本が発売されるときにもネタにさせてもらって、そのときは割と否定的なことを書いたのですが、実際に読んでみたら面白いものになっていました。

この本の面白さは編集者の力によるところが大きいと思います。掲示板の中の膨大なトピ(スレ)の中から面白いトピを選び、さらにそのトピの中の書き込みの内容を編集していく作業はかなり大変な作業だったたと思います。ただ、掲示板のトピをそのまま抜き出しただけではこの面白さは出せなかったはずです。

トピの並びも絶妙なバランスになっていると思います。重い悩み相談だけではなく「コーヒーブレイク」として「駄トピ」と呼ばれるようなトピも収録されています。私はもう少し「コーヒーブレイク」が多くてもいいような気がしました。重い悩みの話を連続して読むのは精神的に辛いものがあります。

掲示板を本したものとしては「電車男」が有名ですが、「発言小町」でもドラマチックなトピもいくつも取り上げらりています。最後に紹介されている「長い片思い」はトピ主は中年の男性で、最初は「電車男」みたいな感じですが、韓流ドラマというか弘兼憲史の「黄昏流星群」みたいに展開していきます。私は映画やドラマでは自分からこういったタイプの話は見たりすることはないのですが、こういう形で物語として読むのはなかなか面白いですね。

私が一番好きなトピは「私、年を大幅にサバよんでいます。」です。55歳の女性が46歳とサバよんで、35歳の男性とつきあっている内容です。私はこのトピをネット上でも見ていましたが、改めて活字で読んでも笑えます。詐欺だとヒステリックに罵るレス、呆れるといったレスもありますが、自分もサバをよんでいたといレスなどもあります。私はいいじゃないの、幸せならばと思います。

発言小町
発言小町

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