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「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN(14)ルウム編・後」を読んだ

「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN(14)ルウム編・後」を読んでみました。

連邦のティアンムとドズルの艦隊戦からこの巻は始まります。予定通りとはいえ劣勢のドズルは涙目になっています。ムサイ級のイオージマという巡洋艦が撃沈されていますが、現在のアメリカ第2艦隊にはイオー・ジマという強襲揚陸艦が実在します。この巻の中盤ではガルマは101空挺師団でルウムのコロニーの掃討作戦を展開していますが、アメリカ陸軍には第101空挺師団も実在します。第101空挺師団は第二次世界大戦のノルマンディー上陸作戦やバルジの戦いで活躍しています。ジオン軍は軍服などはドイツ軍の影響が強いといわれていますが、この巻だけを見ているアメリカ軍の影響も感じられます。

この巻の見せ場はルウム戦役のシャアと黒い三連星の活躍と、休戦交渉を目前にジオンを脱出したレビル将軍の「ジオンに兵なし」の演説かと思います。黒い三連星のザクの装備が尋常ではありません。マッシュは対戦車ライフルみたいなライフルはいいとして、オルテガのバカでかいヒートホークはやり過ぎで笑えます。ジェットストリームアタックをやらないのが残念です。シャアはバズーカ1発でサラスミス級の巡洋艦を沈めたりしてます。

レビル将軍がジオンから脱出する際に実際に誰の力が働いたかははっきりと描かれていませんが、ザビ家の内でのギレンとキシリアの対立の構図が徐々に表面化しはじめ、キシリアはマ・クベに「私は、ギレン総帥を好かぬ」とはっきり口にしてます。そんな中、デギンはレビルに裏切られて激昂し、ガルマはシャアの活躍に嫉妬したりとこの二人はなんだか能天気な感じ間抜けな感じがします。それにしても、連邦にしてもジオンにしても、軍人ばかりで政治家や官僚といった人間がほとんど出てこないのは、設定上の不備ですね。軍人が政治家を兼ねるというのは、現代では軍事独裁国家になります。北朝鮮とかミャンマーとか、南米のチリやアルゼンチンもちょっと前まで軍政でしたね。

機動戦士ガンダムTHE ORIGIN (14) (角川コミックス・エース (KCA80-17))
機動戦士ガンダムTHE ORIGIN (14) (角川コミックス・エース (KCA80-17))

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