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朝ドラ『エール』を見終わって

NHKの連続テレビ小説『エール』が先週で終わりました。コロナの影響で中断や放送回数の短縮などもありましたが、最終回を迎えられてめでたしめでたしでした。

知らないようで実はよく耳にしていた古関裕而の数々の曲がドラマに散りばめられていたのがこのドラマを見る楽しみであり発見でした。あの曲もこの曲も古関裕而の曲だったのかということが何回もありました。

主人公の古山裕一を演じた窪田正孝はもちろん良かったのですが、佐藤久志を演じた山崎育三郎も良かったですね。戦後、酒と博打に溺れるやさぐれた生活から立ち直り、甲子園のマウンドで『栄冠は君に輝く』を歌うシーンが特に印象的でした。あのシーンを見た後、改めて『栄冠は君に輝く』を聞いてみたら、今までとは全く違うように聞こえました。

久志は『栄冠は君に輝く』の前に祐一の作曲した『夜更けの街』で立ち直るきっかけを貰うのですが、『夜更けの街』で得たか金は酒と博打に消えてしまって、なかな立ち直れないというえ所も上手い演出でした。久志は藤丸と不慮の事故で亡くなってしまうのではないかと思いました。

吟(松井玲奈)と智彦(奥野瑛太)の夫婦が戦後はラーメン屋を始めるエピソードも面白かったです。智彦が働く闇市のラーメン屋の店主を演じていたのは山中崇でした。ちなみに山中崇は『ごちそうさん』にも出ていて、OLH(面影ラッキーホール)の曲をモチーフにした舞台『いやおうなしに』にも出ていました。吟と智彦が戦災孤児のケンを養子にしたのはなんとなく『この世界の片隅で』を思い出しました。

菊田一夫をモデルにした池田を演じていた北村有起哉も味わい深いものがありました。北村有起哉は私の中では『赤めだか』の立川談々と『わろてんか』の月の井団真といった気が抜けた落語家のイメージが強かったのですが、全くタイプの違うエネルギッシュな劇作家の役をこなしていたのが見事でした。NHKのプロデューサーを演じていた持田将史もとんでもない存在感を発揮していて、出番は少なかったのに記憶に残りました。

祐一と音の娘、華(古川琴音)の相手がロカビリー歌手の霧島アキラ(宮沢氷魚)という設定も良かったです。結婚披露宴でアキラのバンドが演奏するシーンも意外に本格的で『Rock This Town』みたいと言うと褒めすぎですが良かったです。ドラムが立って演奏していたらモアベターでした。でもアキラの歌で一番良かったのは病室で歌った『Happy birthday to you』かなと思いました。放送の後で宮沢氷魚は宮沢和史の息子だと知って驚きました。

本編の最終回の志村けんの笑顔は少し嬉しかったけど、複雑な気持ちになりました。そう言えば仲里依紗が演じた梶取恵の正体は最後まで謎でしたね。

本編では取り上げられなかった『モスラの歌』が最終回の『エール・コンサート』で取り上げられていのがなかなか憎い演出でした。二階堂ふみの『長崎の鐘』にはただ驚くばかり、本格的にミュージカルにも出てみたらと思いました。

エール メモリアルブック(ステラMOOK) - NHKサービスセンター
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