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プリンスの『Originals』を聞いた

2019年6月にリリースされたプリンスの『Originals』を聞いてみました。

このアルバムはプリンスが他のミュージシャンに提供した曲のセルフカバーというかデモ音源のようなものを集めたものになります。『パープル・レイン』の前後の時期の曲が多く、サウンド的にはミネアポリス・ファンク的なものが多いのかと思ったら、そうでもなかった様な気もします。

アポロニア6に提供していた『SEX・シューター』、ザ・タイムに提供した『ジャングル・ラヴ』は典型的なミネアポリス・ファンクと言った感じがします。シンセでホーンの代用するファンクですね。80年代の以降のファンクの多くはこの傾向が強くなっています。プリンスは逆に『サイン・オブ・ザ・タイムズ』から生のホーンも使って行くようになっていました。

『ジャングル・ラヴ』を聞くのはは映画の『パープル・レイン』でちらっと聞いた以来だと思います。改めて聞き直すこの曲のベースラインは岡村靖幸の『聖書』の元ネタみたいに聞こえます。プリンスは『ビートに抱かれて』や『KISS』ではベースを消したりしていて、ベースを強調した曲はそんなに多くないイメージがあります。

『グラマラス・ライフ』はシーラ・Eのバージョンのバックトラックが全く同じように聞こえます。『グラマラス・ライフ』のビデオでシーラ・Eはパーカッションを叩きながら歌っていて、シンバルを蹴り上げるシーンが印象的でした。デビュー間もないころの森高千里がパイオニの留守番電話のCMに出ていて、なぜか森高千里がパーカッションを叩くシーンがあり、森高千里もシンバルをを蹴り上げていた記憶があったのですが、それは幻でした。吉川晃司と記憶がミックスされていたようです。

『ホリー・ロック』はリアルタイムでも聞いた覚えが微かにあるのですが、シーラ・Eが歌っていて、作曲はプリンスとは知りませんでした。「ハリウッド・ロック」と歌っているものだと思っていました。歌メロがほとんどラップみたいになっているところが気持ちいいですね。

『マニック・マンデー』はデモ・バージョンなんでしょうか?プリンスの歌が始まると凄い違和感があって驚きました。この曲のビデオはYou Tubeで見ました。映像は『パープル・レイン』のリリース直前と思われる頃のものでリハーサル風景がメインになっていて、ブラウン・マークとウェンディと一緒に『ビートに抱かれて』のビデオの振り付けのリハーサルをしている映像もありました。

『ナッシング・コンペアズ・トゥ・ユー』は2つのバージョンが収録されています。シネイド・オコナーのバージョンと聴き比べるとクドい感じが否めません。まぁ、あのクドさがプリンスの味なんでけど。シネイド・オコナーのオケを作ったのは屋敷豪太である意味、侘び寂びの境地のようなアレンジが素敵です。この曲はなぜか矢井田瞳もカバーしていて、割りと出来が良くて好きです。

オリジナルズ - プリンス
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