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『なぜオスカーはおもしろいのか?』を読んだ

アカデミー賞の予想メソッドや豆知識をまとめたメラニーの『なぜオスカーはおもしろいのか?』を読んでみました。メラニーは日本の映画会社に勤めるジェーン・スーの友人。日本人です。

TBSラジオのタマフルやあと6にメラニーが出演してアカデミー賞の予想をしていたのを何回か聞いたことがあります。データや独自のメソッドによる予想が面白かったのでこの本も読んでみました。

予想のメソッドはラジオで何回か聞いていたので、それほど新鮮味はなかったのですが、アカデミー賞やハリウッドにまつわる裏話的な部分は楽しめました。特にハーヴェイ・ワインスタインにまつわる話は非常に興味深いものがありました。メラニーは生でワインスタインを見たことがあるそうです。投票権を持っているアカデミー会員にDVDを送りつけることを始めたのはワインスタインだそうです。

この本の本文にもありますがこの手の人は単純に悪人と切り捨てられない部分があるところが厄介です。私もワインスタインがプロデュースした映画で好きな映画は何本かあります。

実在の人物をを演じると俳優部門の賞を獲りやすいというのは納得しました。今年の主演女優は『ジュディ 虹の彼方へ』でジュディ・ガーランドを演じたレネー・ゼルウィガーだったし、その前はアン女王を演じたオリヴィア・コールマン。フレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレック、チャーチルを演じたゲイリーオールドマンも獲ってます。

音響編集、録音賞については前哨戦の組合賞で賞を獲った映画あるいは超大作は隅々までお金持がかかっているので超大作から流すと的中しやすいというのとです。最近『ようこそ映画音響の世界へ』という映画を見たばかりなので気になりました。

配給会社、制作会社について書かれている部分も面白かったですね。90年代から00年代はワインスタインのミラマックスの時代でその後はフォックス・サーチライトとA24の時代なんだそうです。もちろん興行成績ではなくオスカーの受賞歴のほうです。フォックス・サーチライトは『ジョジョ・ラビット』、『女王陛下のお気に入り』、『シェイプ・オブ・ウォーター』、『スリー・ビルボード』などを配給していて、A2は『WAVES/ウェイブス』、『ムーンライト』、『ミッドサマー』などを製作、配給しています。ちなみに私の好きなレジェンダリー・ピクチャーズはオスカーには縁がありません。

メラニーが個人的なアカデミー賞受賞式の思い出を語るパートで目次を見たときは「ドモアリガット、ミスター・ロボット」は『ボヘミアン・ラプソディ』で主演男優賞を受賞したラミ・マレックについて書かれているのかと思ったら、2008年に『つみきのいえ』で短編アニメーション賞を加藤久仁生の方で話したでした。

なぜオスカーはおもしろいのか? 受賞予想で100倍楽しむ「アカデミー賞」 (星海社新書) - メラニー
なぜオスカーはおもしろいのか? 受賞予想で100倍楽しむ「アカデミー賞」 (星海社新書) - メラニー

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