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『ライド・ライク・ア・ガール』を見た

レイチェル・グリフィス監督、テリーサ・パーマー主演の『ライド・ライク・ア・ガール』を見ました。オースラリアの競馬の祭典、メルボルンカップを2015年に女性では初めて制したミッシエル・ペインの伝記映画。

10人兄弟末っ子として生まれたミッシエル・ペインは生まれてすぐに母親を事故で亡くしてしまう。父は競走馬の調教師、兄弟のほとんどが男女に関わらずみんなジョッキーという競馬一家。ミッシェルはひとつ上のダウン症のスティーヴィと特に仲が良く、自然とジョッキーへの道を進むようになる。姉の落馬事故による死、ミッシェル自身も落馬事故で重症を負うが、ケガから復帰を目指すプリンスオブペンザンスという馬に出会いメルボルンカップを目指すというお話。テリーサ・パーマーは『ハクソー・リッジ』で見ていたはずなんでが、全く記憶にありませんでした。

競馬をテーマにした映画を見るのは『シービスケット』以来です。予告を見ただけで結末は分かっていたのでほとんど予備情報は入れないで見ました。海外競馬は詳しくありません。

ミッシエルがジョッキーになるまでは話のテンポがかなり早く、矢継ぎ早にエピソードをこなしてい行く感じで淡々と進んでいきます。ミッシェルが父(サム・ニール)の元から巣立って一人でジョッキーとして奮闘して行く辺りから徐々に話に厚みが出てきます。GⅠレースに出るために無理な減量をするエピソードはなかなかスリリングでドキドキしました。斤量オーバーで騎乗できないのでは、と思っていたら減量には成功、レースでも勝ちます。しかし、ゴール直後に乗っていた馬が転倒、落馬という展開でさらに驚きました。

プリンスオブペンザンスでメルボルンカップのトライアルで1着入線、審議になり、プリンスオブペンザンスは優勝、ミッシェルは20レースの騎乗停止になるエピソードもドキドキしました。プリンスオブペンザンスのオーナーグループはミッシェルを降ろす方向に傾きかけますが、ミッシェルかが直訴しコンビは継続という流れも良かったです。

ミッシェルと家族の関係は父とミッシェル、スティーヴィとミッシェルの関係に絞って描かれていました。父が19XX年と言うとミッシェルがその年のメルボルンカップの勝ち馬や勝負服のデザインを答えるシーンは前半は「ふ~ん、凄いね」思っていたら、後半思わぬところでこのやり取りが出てきて胸が熱くなりました。

ミッシェルとコンビを組んでメルボルンカップを目指すプリンスオブペンザンスの厩務員はスティーヴィで、映画を見終わって調べてみたらスティーヴィを演じていのは本人でした。これも驚きました。

前半にレースは道中は馬群のなかでじっと我慢して、前が空く一瞬の隙きを見逃さずに突けという父の教えが繰り返されます。実際のメルボルンカップの映像を改めてみたら、道中は中団からやや後ろのインコースでじっとしていて、4コーナーを回るとところで馬場の真ん中を突いたら、前が空いて残り200メートルで一気にスパート、さらに外から猛追してきたマックスダイナマイトを半馬身抑えて優勝となっていました。マックスダイナマイトに乗っていたのはなんとランフランコ・デットーリでした。単勝101倍の馬でデットーリを半馬身抑えて勝つというのは痺れます。

ちなみに2015年のメルボルンカップの1番人気は日本のフェイムゲームでした。映画のなかでもサンデーレーシングの勝負服を着たジョッキーを乗せた馬が出てきました。

1991年にミッシェルの兄が初めてメルボルンカップに騎乗するエピソードが描かれていて、このとき1番人気で優勝していたのはレッツイロープでした。レッツイロープはその後、1992年のジャパンカップに3番人気で出走しトウカイテイオーの7着に敗れています。ちっと懐かしい気持ちになりました。

サウンドトラックではなく、劇中でかかるボーカルが入っている曲はミッシェルの姉の結婚式で演奏している生バンド以外は女性ボーカルの曲だったような気がします。日本でもサントラは発売しているようですが、収録されているのは劇伴だけのようです。

TOHOシネマズ府中で土曜日の午後に見ました。いつもは競馬やWINSで週末を過ごすような人たちがけっこうてました。映画を見終わって東京競馬場に行ってみましたがもちろん門は閉ざされていました。


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