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『キングオブコメディ』と『レイジング・ブル』を見た

早稲田松竹でマーティン・スコセッシとロバート・デ・ニーロの特集上映をやっていたので『キング・オブ・コメディ』と『レイジング・ブル』を見ました。

『キング・オブ・コメディは『ジョーカー』の元ネタみたてな感じの映画で、それより前に『ニッポン・ダンディ』か『バラいろダンディ』で水道橋博士が紹介していたので知っていました。「どん底で終わるより、一夜の王でありたい」というセリフは江頭2:50の「1クールのレギュラーより1回の伝説」の元ネタでもあることにも気がつきました。

コメディアン志望のルパート・パプキンが人気コメディアンであるジェリー・ラングフォーを誘拐して番組を乗っ取るという話というのは知っていました。実際に見てみるとルパート・パプキンの勘違いと言うか図々しい態度がとにかく強烈でパンプキンを演じるデ・ニーロに驚きました。まさにスマッシング・パンプキンズという感じでした。

『ジョーカー』とは正反対のカラッとして軽く感じられような仕上がりになっています。アーサーには笑いのセンスはないけどパンプキンには笑いのセンスがある。だけと二人とも思い込みの激しさは共通していて、そのことが事件を巻き起こしていきます。

パンプキンがジェリーの信頼を得ていると思いこんで知り合いの飲み屋の女を連れてジェリーの別荘を訪ねていって、つまみ出されるエピソードが最高でした。女は途中で異変に気がつくのにパンプキンが全くに意に介さないところが笑えました。

『レイジング・ブル』はボクシングのチャンピオンが落ちぶれてコメディアンになってしまう話。たこ八郎の元ネタのように思えますが、この映画のジェイク・ラモッタも実在の人物だそうです。

物語の中のボクサーは『ロッキー』や『あしたのジョー』、最近では安藤サクラの『百円の恋』のように最初はチンピラだけどボクシングをすることによって、真人間になっていくような話が多いように思えますが、この映画のジェイク・ラモッタは最初から最後までボクシング以外はダメ人間なのがたまりませんでした。

マイク・タイソンもカス・ダマトが死んでからは坂道を転がるような感じでした。そう言えばマイク・タイソンは『ハングオーバー!』に出ていました。『ハングオーバー!』の監督トッド・フィリップスは『ジョーカー』も撮っています。

映画の冒頭で判定で初めて試合に負けたジェイク・ラモッタが朝食を食べている時に奥さんとケンカしてテーブルをひっくり返していて、星一徹かと思いました。

ジョー・ペシはジェイク・ラモッタの弟役で出演していました。年末に『アイリッシュマン』を見ていたのですが、マーティン・スコセッシとロバート・デ・ニーロそしてジョー・ペシの三人は昔からずっと同じことをやり続けていたんですね。

ちなみに早稲田松竹はコロナウイルスの影響で13日まで休館です。

『ダークナイト』の方のジョーカーは「文明人なんていざとなったら殺し合いを始める」みたなことを言っていました。コロナウイルスの影響で起きている騒動はまさにそんな感じ。「トロッコ問題」を小学校の授業で取り上げて問題になっていたのは去年の秋頃だったでしょうか?



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