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『ハスラーズ』を見た

ローリーン・スカファリア監督、コンスタンス・ウー主演の『ハスラーズ』を見ました。

ポール・ニューマンやトム・クルーズがビリヤードをやる映画ではありません。ラリー・フリントがポルノ雑誌で成功するでもありません。ストリッパーがウオール街で働く男たちから大金を巻き上げる映画です。

ディスティニー(コンスタンス・ウー)は親に捨てられて祖母と二人暮らし、学歴も手に職もないのでストリッパーとして働くことになる。店で出会ったラモーナ(ジェニファー・ロペス)に気に入られて、ストリッパーとして稼いでいく方法を身に着ける。やがてストリッパーをやめて結婚、子供も生まれるが2008年のリーマン・ショックで旦那は失業、金の切れ目が縁の切れ目で離婚。シングルマザーとして堅気の道で働こうとするが、まともな職にはつけず、ストリッパーを再び始めることになる。そこでラモーナと再会。ラモーナはディスティニーにある計画を持ち掛ける、それはウオール街の男たちから金を巻き上げる計画だった、というお話。

落語の廓話みたいに詐欺的な手法でウオール街の男たちから金を巻き上げるのかと思ったら、ほとんど昏酔強盗で少しがっかりしました。『パラサイト』に比べるとやり方があまりにも荒っぽくて稚拙にな見えました。でも、全体的にテンポが良く笑って、泣ける楽しい映画でした。自由にゲロを吐くことが出来るアナベルが笑えました。肝心な場面でかならずゲロをはいていました。

コンスタンス・ウーはこの映画で初めて見ました。台湾系のアメリカ人だそうです。アジアンビューティー、アメリカ人受けする顔なんですかね。初めて店に出たときに「ルーシー・リュー」と声掛けられるシーンがありますが、確かにそういう顔です。宮本信子にも似ているようにも見えました。

ジェニファー・ロペスを映画で見たのは『Shall we ダンス?』のリメイク版以来だと思います。ジェニファー・ロペスの代表作は『アナコンダ』だった時期がありました。『Shall we ダンス?』のリメイク版は正直、あまりいい出来ではなかった記憶があります。この映画のジェニファー・ロペスははまり役でした。ポールダンスは凄いし、金持っている時と持っていないときの演じ分けも上手かったです。そして50歳なのにあな身体。余談ですがジェニファー・ロペスは『I'm Real』という曲でYMOの『ファイヤー・クラッカー』をサンプリングしています。

話の流れはバンド、音楽のグループの伝記映画に似ているような気がしました。ディスティニーとラモーナの運命的な出会い。後に数人の仲間が加わり、成功の階段を登っていくけど、仲間が増えていくことによって綻びが出来て、組織はバラバラになってしまう。『ジャジー・ボーイズ』、『ストレイト・アウタ・コンプトン』、『ボヘミアン・ラプソディー』もだいたいそんな感じでした。ちなみに『ハスラーズ』のなかではディスティニーの祖母が昔、フランキー・ヴァリに会ったことがあるとラモーナに話すシーンがあります。

『ハスラーズ』だけど、Ice-Tの『New Jack Hustler』 はかかりまれせんでした。90年代から2000年代のR&Bがかかります。ジャネット・ジャクソンの『Control』と『Miss You Much』がある意味、主題歌みたいな感じになってました。エリザベスという記者が最後にディスティニーにラモーナのあった時のエピソードを伝えるシーンからの『Miss You Much』がグッときました。『ジョジョ・ラビット』のラストの『Heroes』も良かったけどこっちも良かったです。


ポスター/スチール写真 A4 パターン 1 ハスラーズ 光沢プリント
ポスター/スチール写真 A4 パターン 1 ハスラーズ 光沢プリント

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