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『リチャード・ジュエル』を見た

クリント・イーストウッド監督、ポール・ウォルター・ハウザー主演の『リチャード・ジュエル』を見ました。

クリント・イーストウッドが監督した実話を元にした映画でマスメディアや司法の問題点に焦点を当てた社会派な映画のようですが、私にとってはポール・ウォルター・ハウザーが主演というのが注目でした。

ポール・ウォルター・ハウザーは『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』と『ブラック・クランズマン』で見ています。2本ともポール・ウォルター・ハウザーの役柄は陰謀論や人種差別が好きな子供部屋おじさんという感じで強烈な存在感を放っていました。そんなポール・ウォルター・ハウザーがクリント・イーストウッドの監督作で主演をはるなんて!

リチャード・ジェルはまさにポール・ウォルター・ハウザーにうってつけの役でした。母親と二人で暮らす警備員で正義感が強すぎて、融通が利かず、それがかえって周囲との軋轢を生んだりする人物。法の執行人、警察に対する憧れが強く、その事がFBIの自分に対する捜査に利用されたりしていました。

リチャード・ジェルを助けるワトソン・ブライアントという弁護士をサム・ロックウェルが好演しています。リチャード・ジェルをただ信じるだけでなく、論理的にFBIの捜査の粗を突き、冷静に的確に対処していく姿が飄々として清々しいかっこいい。でもリチャード・ジェルが自分からFBIの捜査に協力してしまったりして、危うくなることが度々ありハラハラさせられます。サム・ロックウェルは『スリー・ビルボード』で人種差別主義者の警官、『バイス』でジョージ・W・ブッシュを演じていてた人なんですね。全然気がつきませんでした。

リチャード・ジェルが鹿狩りが趣味で大量に銃器を持っていたのを見てワトソン・ブライアントが「ゾンビの襲撃にでも備えているのか?」と言うシーンが可笑しかったですね。FBIのガサ入れの時にもO・J・シンプソンがなぜ無罪になったかという本が無造作にリビングに置いてあるところも笑えました。

冒頭のシーンで事件の10年前のリチャード・ジェルとワトソン・ブライアントの出会いのシーンが描かれていて、これがある意味ネタ振りになっています。リチャード・ジェルとワトソン・ブライアントがゲームセンターでゲームをするシーンがありました。二人がやっているゲームは何かわからなかったのですが、後ろにギャラガと思われる筐体が何台かありました。

この映画の舞台は1996年アトランタ。リチャード・ジェルの母親が息子の無実を訴えるシーンやFBIの中に南軍旗が飾ってあったのも気になりました。

FBIでリチャード・ジェルが取り調べを受けるときに、逆にリチャード・ジェルがFBIの捜査官に質問するシーン(もちろんワトソン・ブライアントも同席しています)とリチャード・ジェルとワトソン・ブライアントがドーナツショップにいるところにFBIがやってきてリチャード・ジェルの無実が確定したことを告げた後のポール・ウォルター・ハウザーが顔が最高でした。

ポスター/スチール写真 A4 リチャード・ジュエル 光沢プリント
ポスター/スチール写真 A4 リチャード・ジュエル 光沢プリント

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