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『フォードvsフェラーリ』を見た

ジェームズ・マンゴールド監督、クリスチャン・ベール主演の『フォードvsフェラーリ』を見ました、IMAXで。

アメリカの大手自動車会社フォードの大量生産によって作られる車はベビーブーマー世代には人気がなく、経営も思わしくなかった。フェラーリはモータースポーツで輝かしい成果を上げているが経営は苦しいという情報を得たフォードの経営陣はフェラーリの買収に乗り出すが、袖にされ、フェラーリはフィアットに買収されてしまう。激怒したヘンリー・フォード2世はル・マン24時間レースでフェラーリを打ち負かすため、ル・マンで唯一勝ったことのあるアメリカ人、キャロル・シェルビーを雇い、レースに挑むことになる。キャロル・シェルビーは偶然出会ったケン・マイルズというドライバーと組みル・マンに挑戦するというお話。

『フォードvsフェラーリ』というタイトルですが、実際のお話はレースに理解のないフォードの経営陣とシェルビー&マイルズの戦いがメインです。身内が実は最大の敵という構図はクリスチャン・ベールがアカデミー助演男優賞を取った『ザ・ファイター』にちょっと似ています。『ザ・ファイター』ではクリスチャン・ベールの弟をマーク・ウォールバーグが演じていて、マーク・ウォールバーグとマット・デイモンは似ていると言われています。

組織や常識にとらわれず、文字通り突っ走る熱い男たちの話がたまりませんでした。レースのスタート直前にマイルズの車のトランクが閉まらずに規定違反で失格になりそうになるとハンマーで無理矢理トランクを閉めたり、ヘンリー・フォード2世を説得するためにシェルビーがテスト中のフォード・GT40ヘンリー・フォード2世を乗せて載せて暴走したり、無茶をするシーンも笑えました。いい大人が取っ組み合いのケンカをするシーンも良かったです。泣いて笑ってケンカしてという感じでした。

基本的に車の設計、チームのマネージメントをするシェルビー(マット・デイモン)は静でドライバーのマイルズ(クリスチャン・ベール)は動という対比の構図になっていますが、たまにこのバランスが崩れたりします。クリスチャン・ベールならヘンリー・フォード2世やエンツォ・フェラーリの役もできちゃうのではないかと思ったりしました。

女性はほとんど登場しません。唯一といっていい女性の登場人物はマイルズの奥さんのモリー・マイルズ(カトリーナ・バルフ)。この奥さんもどうかしている人でレースをしている時の旦那が好きで、シェルビーの誘いを断ろうとするマイルズを逆にけしかけたりします。

ル・マンでルールのアヤで思わぬ結果になってしまうところや、ラストの展開はなんともやりきれない気分になりました。ケン・マイルズというドライバーは歴史に埋もれていたようで『栄光なき天才たち』という感じもしました。

IMAXで見て大正解でした。マイルズが前の車を射程に捕えて抜きにかかるシーンや前の車がクラッシュして迫ってくるシーンは2Dなのに3Dのような臨場感でたまりせんでした。そしてエンジンの爆音がたまりませんでした。




フォードvsフェラーリ (オリジナル・サウンドトラック)
フォードvsフェラーリ (オリジナル・サウンドトラック)

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