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『こころの真実 23年のすべて』を読んだ

河野景子の『こころの真実 23年のすべて』を読んでみました。

大相撲関係の本は割と好きで、貴乃花、曙の書いた本や暴露本とも言える板井の書いた本も読んできました。元力士だけではなく玉木正之、武田頼政、中澤潔といったスポーツライター、相撲記者といった人が書いた本も読んだことがあります。

女性が書いた大相撲に関する本を読むのは今回が初めてになります。女性と大相撲と言うと、脚本家で横綱審議委員でもあった内館牧子という人もいますが、内館牧子の書いた大相撲に関する本はよんだことがありません。

第65代横綱・貴乃花の元妻で貴乃花部屋の女将だった河野景子。靴職人の花田優一の母親でもあるんですよね。個人的な印象ですが、河野景子には良い印象がほとんどありません。フジテレビの局アナ時代は上昇志向の強い女子アナの割にはこれといった個性があまりなく、だけどフリーになり、フリーになってからの代表的な仕事が『投稿!特ホウ王国』の司会。宮沢りえと破局した貴乃花といつの間にか結婚していた、と言った感じです。

この本では当然、貴乃花との離婚の真実は語られてはいません。円形脱毛症になって、医者に行ったらこの次は大きな病気になると言われたのでストレスの多い貴乃花の婚姻関係を清算したように感じられます。貴乃花を支えたり、相撲部屋の女将としの仕事も大変だったけど、常にマスコミに追いかけ回される生活に疲れたとも受け取れます。

マスコミ批判がけっこう目立ちます。週刊誌が書いていることのほとんどは嘘だったとこの本には書かれています。なんだか岡村靖幸の歌の歌詞みたいでした。逆に貴乃花の現役時代や部屋のことはかなり美化して書かれている印象があります。

貴景勝のことは割と詳しく書かれていますが、当然ながに貴ノ岩に関することは一言も書かれていませんて。貴景勝の本名は佐藤貴信で貴乃花から「貴」のも文字取って名づけられたそうです。春風亭昇太の『力士の春』という新作落語を思い出しました。この落語の主人公の小学生は「タカノツメ」という名前でした。

相撲関係のことよりも後半で語られている、河野景子の子供時代のエピソードの方が私には面白く感じられました。小学生時代からアナウンサーに憧れていて放送委員になりたかったけど、ジャケンで負けて放送委員になれず、そのときの恨みつらみを手紙に書き担任の先生に渡したエピソードはさすが後に花田虎上にクソ景子と呼ばれただけあります。

高校時代にアメリカに留学したときに妹から送られてきた日本のテレビ番組を録音したカセットテープの後ろに聞こえる家族の声に涙したというのはいい話なんですげとね。

貴乃花が引退して1年後の部屋を興すパーティーの前日に河野景子の宮崎の実家がもらい火で全焼したそうで、幸い家族のアルバムだけは持ち出す事ができたそうです。なんだか『岸辺のアルバム』の最終回みたいで胸か熱くなりました。


こころの真実 23年のすべて
こころの真実 23年のすべて

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