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『東京アディオス』を見た

大塚恭司監督、横須賀歌麿呂主演の『東京アディオス』という映画を見ました。池袋のシネ・リーブル池袋で。

MXテレビの『バラいろダンディ』で水道橋博士がこの映画を紹介しているのを見ました。売れない芸人が主人公の映画として世界的にヒットしている『ジョーカー』と比べて話していたので興味がわきました。

確かに横須賀歌麿呂が街でサンドウィッチマンをしているシーンから始まるところは『ジョーカー』と似ているし、主人公が貧乏でトラウマを抱えていて、バイト先で理不尽な目に遭うというところも似ていました。地下芸人たちの楽屋とアーサーが所属しているサンドウィッチマンの派遣会社の事務所というか控室の雰囲気も似ていました。

最初に「事実に基づいて物語」と出てくるのですが、基本的な話の流れはフィクションではコメディだとは思うのですが、横須賀歌麿呂の舞台のシーンや話の展開で笑える所が非常に少なく、見ていてるこっちが恥ずかしい気持ちや悲しい気持ちになる不思議な映画でした。

地下芸人である横須賀歌麿呂が下ネタで天下を取るためにバイトしたり、家賃を取り立てに来る男(玉山鉄二)と一緒にAVを見てオナニーをしたり、アパートの立ち退きを求める男(村上淳)に脅されながら、単独ライブの成功を目指す物語。

チャンス大城、ゆきおとこ、柴田容疑者といった実在の地下芸人たちは中途半端な演技をさせられていて持ち味が生かされていなかった気がします。大本営八俵こと居島一平のネタのシーンは割と長くありました。居島一平はワタナベエンターテインメント所属で地下芸人ではありません。ライブのチラシの中に快楽亭ブラックのものがありました。

監督の大塚恭司は『女王の教室』や『ニッポンテレビ大学』といった番組の演出をしいた人だそゔです。物語はつまらないのですが、横須賀歌麿呂の演技が意外とまともでした。村上淳や玉山鉄二の怪演ぶりは実はこの映画で一番笑えるところでした。コムアイの出番は一箇所だけで水曜日のカンパネラのビデオでみせる演技とは違いかなり残念な感じでした。

横須賀歌麿呂の妹役で出ていた占部房子という女優さんが非常に印象的でした。見た目が東京新聞の望月衣塑子みたいで、常に怒鳴るように喋っていて、妙な緊張感を漂わせていました。

ブラボー小松の音楽も自己主張が激しくて悪くわなかったです。主題歌の島爺の『よだか』はちょっとピンと来ませんでした。

久しぶりに思っきり「ハズレ」な映画でした。劇映画ではなく地下芸人たちのドキュメンタリーの方が見てみたいですね。チャンス大城やゆきおとこは『5時に夢中』に出ていたときの方が面白かった気がします。だけど地下芸人のドキュメンタリーを108分見続けるのもかなり辛いかもしれない。
東京アディオス.png

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