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『ロケットマン』を見た

デクスター・フレッチャー監督、タロン・エガートン主演のエルトン・ジョンの伝記映画『ロケットマン』を見ました。金正恩とふかわりょうは出てきません。

正直、エルトン・ジョンに関してはそれほど興味はありません。音源もベスト盤しか聞いたことがありません。ミュージシャンの伝記映画が好きなので見てみることにしました。

翼とツノがある赤いステージ衣装を着たエルトン・ジョンが向かったのはステージではなく、何かの依存症のグループセラピーが行われている殺風景な部屋。自分はコカイン依存症、アルコール依存症でセックス中毒で買い物依存症と告白するエルトン・ジョン。「どんな子供時代を過ごしたか?」という質問にエルトン・ジョンが答え始めると子供時代に画面が変わりレジナルド・ケネス・ドワイト(エルトン・ジョンの本名)の物語が始まります。

伝記ミュージカル映画ということですが、ミュージカルぽいのは前半のバーニー・トーピンの歌詞にエルトン・ジョンが曲をつけて『僕の歌は君の歌』ができるところぐらいまでで、それ以降はミュージカルぽいところはあまりありませんでした。

エルトン・ジョンの両親は育児放棄に近い状態だったように描かれています。特に父親はかなり冷たい人間で幼少期のレジー(エルトン・ジョン)にはかなりキツく当たるようなシーンが印象的でした。両親の関心を引こうとピアノを弾いても両親は関心を示さず、祖母がレジーの才能に気づき音楽の道が開けたように描かれていました。

その後、母親の浮気がきっかけで父親が出ていって両親は離婚、母親は浮気相手と再婚。継父は実の父親よりはまともな人でエルビス・プレスリーのレコード聞かせてくれ、さらに道が広がっていきます。

ミュージシャンの伝記映画好きなのはデビュー前の下積み時代、レコードデビュー、ライブでの成功を経て、成功の道化を駆け上がるところです。この映画では『僕の歌は君の歌』を作るところと、LAのクラブで『クロコダイル・ロック』を歌うところがグッと来ました。

逆に大成功の後の「セックス、ドラッグ、アルコールの日々」はどのミュージシャンも似たりよったりなので正直、少し退屈です。しかし、エルトン・ジョンの場合、大成功の後に実の父親と再会するシーンがあります。父親も再婚していて子供もいました。しかも、その子供に対して普通に接していて、父親はエルトン・ジョンLPレコードにサインを頼みます、それも自分のためではなく知人のために。薬やアルコールに溺れてもしょうがないかな、と思えてきます。

エルトン・ジョンがラリって自宅のプールに飛び込むと、プールの底でピアノを弾いている幼少期の自分に出会う超現実的で幻想的でそれでいて何かせつないシーンも印象的でした。ステージでターンテーブルみたいな装置の上でクルクル回りながら『ピンボールの魔術師』を歌うと、衣装が回るたびに変わっていくシーンも良かったですね。なんでザ・フーの『ピンボールの魔術師』なのかと思っていたら映画版の『トミー』でエルトン・ジョンはカバーしていたそうです。知らなかった。

エンドロールで実際のエルトン・ジョンとこの映画のでのエルトン・ジョンの画像が交互の出てくるのですが、幼少期の画像とこの映画の子役がそっくりで驚きました。あの子役も20歳前後で髪が薄くなってしまうのかと少し心配にもなりました。

【メーカー特典あり】 ロケットマン(オリジナル・サウンドトラック)【特典:ポストカード付】 - ヴァリアス・アーティスト
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