『ストップ・メイキング・センス』を見に行った

ジョナサン・デミの監督によるトーキング・ヘッズのライブ映画『ストップ・メイキング・センス』を立川のシネマシティの極音上映で見ました。ちなみにジョナサン・デミは『羊たちの沈黙』を監督しています。

この映画は1985年の公開でカルト的な人気があることは知っていましたが、見たのは今回が初めてです。トーキング・ヘッズについてはこの映画のサントラくらいしか聞いたことがありません。デヴィッド・バーンが参加していた『ラスト・エンペラー』のサントラは聞いていました。この映画が公開された後だったと思うのですが、デヴィッド・バーンが例のダブダブのスーツ姿で焼酎か何かのCMに出ていた記憶か゛あるのですが、あれは記憶違いでしょうか?

この映画を見たいと思ったのは今は亡きP-FUNKのキーボード、バーニー・ウォーレルの姿を見られるところがかなり大きいです。バーニー・ウォーレルの姿はブーツィー・コリンズのライブで2回みたことがありますが、『ストップ・メイキング・センス』のずっと後のことです。

電車の時間を間違えて、シネマシティについたら既にデヴィッド・バーンがラジカセから流れるTR-808のリズムとアコースティック・ギターで『サイコ・キラー』を歌っいました。2曲目はベースのティナ・ウェイマスが加わり、3曲目からギター、4曲目くらいにバーニー・ウォーレルもあらわれました。

ありきたりな言い方になりますがライブの臨場感をそのままフィルムに閉じ込めたような映画でした。デヴィッド・バーンを始めとするバンドメンバーのパフォーマンスが凄まじい。デヴィッド・バーン、ベースのティナ・ウェイマス、黒人のギターリストは踊りながら演奏していて、かなりの運動量でした。
私にとっての前半のハイライトはやはり『バーニング・ダウン・ザ・ハウス』でした。ティナ・ウェイマスは時々、シンセベースを弾いたりしていました。

このライブでのバーニー・ウォーレルはP-FUNKの時とはかなり違った感じのスタイルに聞こえました。P-FUNKでのバーニーは『マザーシップ・コネクション』や『ハードコア・ジョリーズ』などの浮遊感のあるサウンドが特徴でG-FUNKなどでもよくサンプリングされていました。

ライブ音源のみを聞いていたいたときも、バーニーらしさみたいなモノをほとんど感じていませんでした。映像を見るとジェリー・ハリスンもキーボードを弾いていることが多く、あくまでバーニーは客演、助っ人という感じに見えました。エレクトリック・ピアノ、クラビネットを弾くことはなくほぼシンセのみを弾いていた気がします。

エンドロールのバックで鳴っていたのもTR-808のリズムで、TR-808で始まってTR-808で終わるような映画に見えたのは私だけでしょうか?客電が付くと拍手が起きていました。


ストップ・メイキング・センス<完全版>
EMIミュージック・ジャパン
2000-04-26
トーキング・ヘッズ


Amazonアソシエイト


この記事へのコメント

この記事へのトラックバック