『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』を見た

マイケル・ドハティ監督の『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』を見ました。

今回はキングギドラ、モスラ、ラドンも出てくるということで期待していました。ドラマ・パートは少なめという噂を聞いていましたが、けっこうドラマ・パートは多くて疲れました。

前回のゴジラから5年後の話。秘密機関モナークの古生物学者エマ・ラッセルはモスラの幼虫を発見し、オルカという機械でコミュニケーションを取ることができるようになるが、正体不明の武装組織が現れエマとその娘のマディソンを連れ去ってしまう。エマの夫であるマークはモナークの芹沢博士と共にエマを探しに南極に行くとキングギドラとゴジラが現れてテンヤワンヤになるというお話。ラッセル一家の家庭のゴタゴタが怪獣たちを巻き込んで世界を破滅寸前までは追い込むという話のように見えました。

地球にとっては人類が病原体で怪獣による文明社会の破壊が地球の浄化に繋がるという設定はけっこう手垢のついた設定でした。私が初めてこの手の設定『を見たのは『大鉄人17」という特撮テレビドラマでした。平成のウルトラマン・シリーズでもこの設定は会ったと思います。

芹沢博士はもちろんケン・ワタナベで『名探偵ピカチュウ』よりも出番は多めです。レジェンダリー・ピクチャーズの親会社は中国企業なのでチャン・ツィイーが出ていました。ショートカットでなんだか色気があまりない吉瀬美智子みたいな感じになっていました。後からネットのレビューを見ていたらチャン・ツィイーは双子という設定だっそうです。『モスラ』でのザ・ピーナッツの小美人のオマージュということみたいです。

怪獣が暴れるシーンは良かったです。ゴジラ、キングギドラのシーンはもちろんですが、ラドンのシーンが意外と良かったです。ラドンが飛ぶと衝撃波で地上の人や物が吹っ飛ばされるシーンは『空の大怪獣ラドン』のアップデートでした。大破した戦闘機から命からがら脱出したパイロットがラドンにパックリと食べられてしまうシーンも良かったです。コジラの食われたキングギドラの首が再生するシーンもなかなか良かったです。

モスラのデザイは幼虫のときも成虫になってからも虫という感じが強くて少し違和感がありました。『スターシップ・トゥルーパーズ』に出てくるバグにも似ていました。

中盤でオキシジェン・デストロイヤーでゴジラとキングギドラ一時的に行動不能にさせてしまうところまで良かったのですが、眠っているゴジラを芹沢博士が核兵器を使って起こすというのはいただけなかったですね。8時15分で止まってしまった時計を持っている芹沢博士が自ら核兵器の起爆装置のボタンを押すとは思えません。相変わらずレジェンダリー・ピクチャーズは核の扱いが軽いですね。オキシジェン・デストロイヤーを使ったあとに海面に大量の死んだ魚が浮かんでくるシーンは良かったですね。

エンドロールでは伊福部昭のゴジラのテーマと古関裕而の『モスラの歌』のインストバージョンがかかり、最後にコジラのスーツアクターで2017年に亡くなった中島春雄さんの画像が出てきて驚きました。昭和の東宝特撮映画に対する敬意や思い入れ感じられる映画でした。次回はゴジラとジャガーでパンチ、パンチ、パンチ!をやって欲しいですね。『パシフィック・リム』もレジェンダリーの製作のなのでゴジラとイェーガーも可能です。




この記事へのコメント

この記事へのトラックバック