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『バースデー・ワンダーランド』を見た

原恵一監督のアニメ映画『バースデー・ワンダーランド』を見てみました。

監督が原恵一で主役の声が松岡茉優ということしか知らない状態で見てみました。

小学生のアカネはクラスメイトとの人間関係にゴタゴタに巻き込まれて、学校をズル休みしてしまう。アカネの母特は特に文句を言うわけでも心配するわけでもなく、翌日のアカネの誕生日プレゼントを骨董屋を営むアカネの叔母チィのところに取ってきてとお使いを頼む。チイの骨董屋の地下室から錬金術師のヒポクラテスが現れて、危機に瀕している自分たちの世界を救って欲しいと頼まれる。アカネは渋々、地下室の向こうの世界へ足を踏み入れるというお話。

とっても失礼な言い方になりますが原恵一版『千と千尋の神隠し』みたいな映画でした。トラブルで元気を失くしている子供が異世界での経験で一皮剥けて大人になるというお話です。『千と千み尋の神隠し』だけでなく少しづつどこかで見覚えのあるシーンや展開が詰まっている感がありました。

向こう側の世界の荒野をヒポクラテスの車に乗って走るシーンは『マッドマックス 怒りのデス・ロード』みたいでした。水が重要なアイテムというところも『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を思い出しました。

つり橋を車で走り抜けてるところは最近、オリジナル完全版が公開されていた『恐怖の報酬』のポスターを思い出しました。悪役のザン・グの仮面は『ファントム・オブ・パラダイス』のウィンスローの仮面に似ているように見えました。

キャラクター・デザインはロシア人のイリヤ・クブシノブという人がやっていました。アカネの母のミドリは今敏のパプリカを思い出しました。イリヤ・クブシノブの他のイラストを見ると江口寿史の影響も少し感じます。あんまり関係ないけどイリヤ・クブシノブが描いた『ブレードランナー』のレイチェル(ショーン・ヤング)のイラストに凄い衝撃をうけました『ブレードランナー』の世界をあんなアプローチで描くとは!イリヤ・クブシノブのインタビューをちらっと読んだら『攻殻機動隊』には影響を受けているみたいでした。

松岡茉優の声は大人の女性の声にしか聞こえなくてかなり残念な感じでした。杏や麻生久美子はかなりスキルが上がっている感じで全く違和感がありませんでした。特に麻生久美子は『カラフル』のときと段違いでした。

チイの骨董屋は二子玉川の近くにあるように見ました。『カラフル』のときも二子玉川、等々力あたりが舞台になっていました。

松岡茉優は原恵一の実写映画『はじまりのみち』に出ていたのでその繋がりなのかもしれません。『はじまりのみち』は一回しか見ていないのですが凄く印象深い映画でした。濱田岳のカレーライスを食べるいるつもりの仕草、田中裕子の病気になる前と後の演技の違いなどが今でも思い出されます。原恵一にはもっと実写映画を撮ってもらいたいですね。



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