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押井守の『シネマの神は細部に宿る』を読んだ

押井守の『シネマの神は細部に宿る』を読んでみました。

今回は映画ライターの渡辺麻紀が聞き役になっていて対談形式で動物、ファッション、ごはんなどの切り口で語っています。もちろん押井守のことなので映画に出てくる銃器、兵器などについても語っています。

押井守と言えば犬。なので1つの目のテーマは「動物」でバセットハウンドが出てくるバート・レイノルズ主演の『トランザム7000』という映画についてバセットハウンドが出てくるシーンを中心に語っています。ネコについては『エイリアン』を取りあげていました。ネコのことよりも押井守がリドリー・スコットのことを「サー」と呼んでいるのが印象的でした。

今年、再上映された『2001年宇宙の旅』を”食べる”映画として語っているも面白かったです。そういう見方もあるかと驚きました。『2001年宇宙の旅』は1回しかたことがありません。再上映を見逃したのは残念ですがもう1度見てみたいと思いました。

東宝特撮映画の『世界大戦争』で核戦争前夜に主人公のフランキー堺一家が食べる最後の晩餐について、押井守が記憶違いをしているところを脚注で指摘しているところも面白かったです。

食べ物については宮崎駿についても語っています。押井守が一番美味しそうに見えたのは『未来少年コナン』でコナンとジムシーがカップスープとパンを食べるシーンだそうです。私は『ハウルの動く城』でハウルが作るベーコンエッグが美味そうに見えました。

『キングコング対ゴジラ』の併映で見たザ・ピーナッツ主演の『私と私』という映画の中のラーメンが美味しそうという話も味わいものがありました。余談ですが来年はハリウッド版ゴジラの続編が公開されます。

「モンスター」では第90回アカデミー賞で作品賞などを獲った『シェイプ・オブ・ウォーター』について熱く語っています。ギレルモ・デル・トロも押井守も美女と半魚人が一緒泳ぐシーン大好きだそうです。『地球防衛軍』で白川由美が風呂に入っていると窓の外をモゲラが通っていくシーンが記憶に残っているというところが私にはグッときました。

銃や戦車やヘリコプターについてはいつもの押井節が展開されていて、熱量も文量も多い目です。1つ残念だったのは戦車映画でイスラエル映画の『レバノン』について語っていなかっところですね。確かに後に作られた『フューリー』と重なる所が多く、地味な映画なのでしょうがないかもしれないけれど、押井守の感想が聞いてみたかった。


シネマの神は細部に宿る
東京ニュース通信社
押井 守
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