『AVALON』を初めて聞いたのは2016年の東京競馬場でした。ジャパンカップのレースの前に場内にモノクロの映像とともに流れ出した時はジャパンカップのスポンサーであるロンジンのCMかと思っていたらJRAブランド広告『weekend memories』でした。ちなみに東京競馬場ではフリーウェイステークスの本馬場入場のときには『中央フリーウェイ』が流れます。
『AVALON』は『中央フリーウェイ』とは違って重厚感と悲壮感が漂う曲です。最後の戦いに挑むような雰囲気もあります。イントロから繰り返されるシンセサイザーのリフが非常に印象的です。シンセサイザーの音色が80年代前半のアナログシンセみたいな野太い音色なのもいい感じです。。
正直、『AVALON』以外は印象に残った曲はありませんでした。強いて言えば『残火』に往年のユーミン節の残り香みたいなもの感じました。
タイトル曲の『宇宙図書館』も地味な感じです。歌詞を読んでみるとドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、エイミー・アダムス主演の『メッセージ』という映画にインスパイアされたみたいな感じもします。
未だにほぼ全曲、松任谷正隆がアレンジを担当しているみたいですね。サウンドは90年代前半くらいで時間が止まっているようにしか聞こえません。レコーディングに参加したミュージシャンについて調べてみたら、ユーミンとほぼ同世代の人ばかりというのにも驚きました。これは意図的なものなのか偶然なのか?
90年代前半で時間が止まっている、そこがいいのかもしれません。『時のないホテル』でしょうか。残念なのは歌詞に以前の切れ味が感じられなくなっていることですね。普通の歌詞と言うかでハッとさせられるものがありません。今こそ、死んでも死にきれないみたいな『REINCARNATION』的な歌詞を書いてもらいたいです。
プライドみたいなものがあるので、他の大御所ミュージシャンみたいにカバーアルバムとかは簡単に作りたくないのだと思いますが、ユーミンのカバーアルバムは聞いてみたいです。井上陽水なんかカバーアルバム2枚も出してますからね。

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