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『RAW~少女のめざめ~』と『心と体と』を見た

早稲田松竹で『RAW~少女のめざめ~』と『心と体と』を見ました。

『RAW~少女のめざめ~』は以前に町山智浩がTBSラジオ『たまむすび』で紹介していたのを聞いていたのですが、ちょっと変わったホラー映画ということしか記憶にない状態で見ました。

ジュスティーヌという女の子が全寮制の獣医大学に入学して、先輩や実の姉から受ける理不尽なイニシエーションによってカニバリズムに目覚めるというホラー映画。怖いというよりも見ていて痛くなる映画でした。

ジュスティーヌの陰毛を姉がブラジリアンワックスで抜こうとして、逆に毛が絡まってしまってハサミを持ち出して中指を切断してしまうシーンと中指を飼い犬が食べようとするシーンがたまりませんでした。酔っぱらった姉妹が立小便をするシーンも印象的でした。ラストのどんでん返しは確かにショッキングでしたが後になって考えるとコントのようにも思えました。

『心と体と』は全く予備知識ゼロの状態で見ました。ドイツの映画かと思ってみていたら、ハンガリーの映画でした。

初老で左腕が不自由なエンドレはブタペストの食肉処理場で管理職をしている。ある日、検査官として若い女性のマーリアがやってくる。マーリアはコミュニケーションが苦手で杓子定規な言動でエンドレや周りの同僚と上手く馴染めないでいた。そんな時に牛用の交尾薬が盗まれる事件が起きる。警官は工場の関係者全員に精神科医のカウンセリングを受けさせることをエンドレに提案し、エンドレは承諾する。全員のカウンセリングが終わったところでエンドレとマーリアが同じ夢を見ていたことが分かる。エンドレとマーリアの関係は接近していくが・・・、というお話。

『夢で逢えたら』とか『夢であいましょう』を実写化したような映画。夢の中の二人は森の中のいる牡鹿と牝鹿。ロマンチックなラブストーリーのように思えますが、前半には食肉処理場での牛の屠殺シーンがあります。マーリアは美人で大卒で頭も良さそうなんですが、コミュニケーションが苦手と言うよりはアスペルガー症候群、異常に記憶力がいい所はサヴァン症という感じがしました。なぜか子供向けのカウンセリングを受けて、必死に恋愛ドラマやボルノのビデオを見て恋愛を学習しょうとするところが印象的でした。CDショップで大量にCDを試聴して選びきれず、店員に選んでもらったCDの曲が『暗い日曜日』みたいな暗い失恋?の曲だったのが笑えたのですが、この曲が最後の怒涛の展開の鍵になるところに痺れました。

『シェイプ・オブ・ウォーター』をちょっと思い出しました。掘り出し物的な映画でした。2本立てだとこういった出会いがたまにあります。ちなみこの映画は第67回ベルリン国際映画祭で金熊賞を取り、第90回アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされていたそうです。

Raw

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