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坂本慎太郎の『できれば愛を』を聞いた

坂本慎太郎の『できれば愛を』を聞いてみました。

坂本慎太郎はゆらゆら帝国でギターとボーカルをやっていた人です。『できれば愛を』は
ソロとしては3枚目のアルバムになるそうです。私は初めて坂本慎太郎のソロ・アルバムを聞いてみました。

独特のグルーヴ感はゆらゆら帝国あまり変わっていない気がするのですが、いい意味で肩の力が抜けたユルい感じいいですね。このアルバムを聞いているとヌルい温泉にのんびり浸かっているような気分になります。

一番好きなのは『鬼退治』です。桃太郎が中古の車に犬とキジを乗せて鬼退治に行く歌詞なんだと思います。この歌には猿は登場しません。『帰って来たヨッパライ』みたいなボーカルにかかっているエフェクトでユルさ呑気さが更に増幅されている感じがします。桃太郎は鬼ヶ島に行っても鬼退治はせずに、犬とキジそして鬼たちとディスコで踊っているような気がします。

『ディスコって』はタイトルどおりディスコ風なアレンジになっています。ディスコには差別も侮辱も区別も拒絶もないと歌っています。ディスコとゲイ文化が密接な関係があったことを思い出しました。歌詞をよく聞いてみるとお盆のことも歌っています。「死霊の盆踊り」なのか?

ゆらゆら帝国ではファズが効いたギターが特徴的でしたが、このアルバムでは歪んだギターの音は皆無で代わりにスチール・ギターの音が非常に耳につくようになっています。スチール・ギターの音色が浮遊感がありこれもまたサイケデリックな感じがします。アルバム・ジャケットのデザインもパステル調のカラフルなものになっています。

曲のタイトルや歌詞は世界観は相変わらず独特です。『動物らしく』、『マヌケだね」「一つのこと覚えると二つのこと忘れる」とか坂本慎太郎でなければ出せないセンスですね。

できれば愛を

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