2コメント

『ズートピア』を見た

リッチ・ムーア、バイロン・ハワード監督のディズニー・アニメ『ズートピア』を見ました。

『ズーラシア』でもなく『ポートピア殺人事件』でもなく『ズートピア』です。謎解きサスペンス要素もあるので「犯人はヤス」みたいなどんでん返しもあります。

動物が進化し文明社会を作り出した世界が舞台で草食動物も肉食動物も共存する世界。ウサギのジュディーは田舎育ちの新米警官、大都会のズートピアで警官として働き始めますが彼女与えられた仕事は駐車違反の切符切り。しかし、ひょんなことから肉食動物の連続失踪事件の捜査にキツネで詐欺師のニックと首を突っ込んでいくというお話。

擬人化された動物の話は古今東西、山ほどありますがこの映画の底に流れているテーマは差別や偏見をどう克服していくかということ。CMで言っているように意外に深い映画でした。特にかまえて見る必要はありません。何も考えなくてもそれはそれで楽しめてしまうのがこの映画の凄いところでもあります。

エスニック・ジョーク的な表現が全体に散りばめられているのですが、表現が直接的すぎないところが絶妙でした。キツネのニックはキツネということで「卑怯でずる賢い奴」という偏見で見られて言います。特定の人種や民族を想像してしまうところが単純には特定できなくなっています。ニックの詐欺師としての姿をジュディーが目撃するシーンはニックの頭の良さに感心してしまいました。

オマージュやパロディ的な表現もこの映画の楽しみの一つですね。『ゴッド・ファーザー』とか『スター・ウォーズ』とか。『羊たちの沈黙』のオマージュはなかったですね。全然、関係ないけど6月2日のMXテレビの『5時に夢中』にジョディ・フォスターが映画の宣伝で出演していました。

ジュディーがミニチュアのようなネズミの街に入り込んでしまうシーンは『ウルトラQ』の『1/8計画』のオマージュなんでしょうか?ディズニー/ピクサーなので『ウルトラQ』も当然見ているような気がします。

ジャパン・クールなどと日本製のアニメが海外で売れているという話をよく聞きますが、『ズートピア』みたいな映画は日本で作るのは無理なのかと思ってしまいました。細田守や原恵一のような人もてますが、日本のアニメは結局、美少女、メカ、ロボットといったものばかりのような気がします。これって偏見ですかね?

最近のディズニー・アニメは最初と最後にミッキーマウスの『蒸気船ウィリー』のワンシーンが流れるのが良いですね。ミッキーマウスについては特に何も感じていませんが、ミッキーが口笛を吹きながら蒸気船の舵を取っているあのシーンは気持ちいいですね。

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この記事へのコメント

  • おねだりにや

    こんにちは、わたしジュディーの表情を見ているだけで抱きしめたくなったにや。
    読んでてレッドタートルの制作が海外なのも仕方ない気がしたにや。
    2016年06月09日 01:58
  • dorobune

    おねだりにやさん、毎度コメントありがとうございます。
    『レッドタートル ある島の物語』はスタジオ・ジブリがおフランスの製作会社との合作アニメ映画だそうですね。公開は今年の9月だそです。全然関係ないけどスティングのソロとしての最初のアルバムは『ブルー・タートルの夢』というタイトルでした。
    2016年06月09日 22:24

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