2コメント

『江口寿史展 KING OF POP』を見に行った

川崎市民ミュージアムで行われている『江口寿史展 KING OF POP』を見に行ってきました。

江口寿史は漫画家と言うか、今ではすっかりイラストレーターです。代表作は『すすめ!!パイレーツ』、『ストップ!!ひばりくん!』、『エイジ』あたりになると思います。最近では 広瀬アリス、すず姉妹のMatchの広告のイラストをやっていたりします。今回は漫画もイラストも含めた江口寿史のキャリアを振り返る展覧会になっていました。

デビュー作の『恐るべき子どもたち』の生原稿も展示されていました。私は『すすめ!!パイレーツ』の頃から知っているので画風がデビュー当時と今では全然違うのは知っていますが、『恐るべき子どもたち』を見るとやはりその変化に驚きます。

『すすめ!!パイレーツ』は2話分の生原稿が展示されていました。2話とも読んだ記憶があります。『最下位反省会の巻』ではつげ義春の『ねじ式』の主人公が登場していました。リアルタイムではこの部分の意味が分からなかったためか記憶から抜け落ちていました。『わたせの国のねじ式』も展示されていました。今考えると、バブルの頃はわたせせいぞうと江口寿史のイラストが街や雑誌に溢れていたような気がします。

『老人Z』、『PERFECT BLUE』といったアニメ映画の設定資料も展示されていました。『老人Z』はキャラクターデザインが江口寿史、原作・脚本・メカニックデザインが大友克洋、美術設定が今敏。『PERFECT BLUE』はキャラクターデザインが江口寿史、監督は今敏。2作とも商業的な成功もなく、評論家受けがいい作品ではありませんが、私はけっこう好きです。映画絡みだと『片腕マシンガール』のイラストもありました。

漫画には音楽ネタが多かったり、女の子がギターやベースを持っているイラストも多かったりするんですが、CDジャケットは少なかったですね。岡村靖幸のトリビュート盤『どんなものでも君にかないやしない』が印象的ですね。『ROCKIN'ON JAPAN』で連載していた『THIS IS ROCK!!』で吉祥寺のタワーレコードで力士のような岡村靖幸に出会ったエピソードが忘れられません。

『すすめ!!パイレーツ』で広岡達朗(当時、ヤクルトスワローズ監督)が山下達郎の『ライドオンタイム』歌っているシーンがありました。

この展覧会で一番驚いたのは寺山修司の『競馬場で逢おう』シリーズの表紙のイラストを江口寿史が描いていたことです。『競馬場で逢おう』は持っているのですが全く気がつきませんでした。江口寿史と寺山修司や競馬は縁のないようなものだと思っていたのでとても意外でした。『住所馬券必勝方』の表紙のイラストは中山競馬場の指定席に座る寺山修司ですね。

KING OF POP 江口寿史 全イラストレーション集

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この記事へのコメント

  • ちょっと一筆

    東京スカパラダイスオーケストラ
    嘘をつく唇
    2016年01月29日 20:33
  • dorobune

    ちょっと一筆さんコメントありがとうございます。スカパラの『嘘をつく唇』のジャケットを江口寿史が描いていたのは知りませんでした。ありがとうございます。
    2016年01月29日 22:27

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