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『ビッグ・アイズ』を見た

ティム・バートン監督、エイミー・アダムス、クリストフ・ヴァルツ主演の『ビッグ・フィシュ』ではなくて『ビッグ・アイズ』を見ました。

ティム・バートン監督作を見るのは久しぶりになります。町山智浩がアメリカの佐村河内事件という感じで紹介していのが面白かったので見てみることにしました。

舞台は1950年代のアメリカ、離婚して娘と暮らすマーガレット(エイミー・アダムス)は公園で似顔絵描きをしているとウォルター・キーン(クリストフ・ヴァルツ)という絵描き?の男と出会いすぐに結婚してしまう。

ひょんなことからマーガレットが描いていた絵が話題になり、ウォルター地元の新聞記者とともにマーガレットの絵を口八丁手八丁で売りみ込むことに奔走する。

ウォルターの売り込みは成功するが絵の作者はウォルターになり、マーガレットは屋根裏部屋でせっせと絵を描く続けることになる。娘にも絵の作者はウォルターと偽っていた。マーガレットの絵はウォルターのキャラクターと営業努力のおかげで莫大な富を産むことになるが、マーガレットとウォルターの関係には溝ができ、やがて対立は表面化していくというお話。

ティム・バートンの映画としてはやや薄味な感じで、やや物足りない感じがしました。しかし、クリストフ・ヴァルツの怪演ぶりが素晴らしかったので満足しまた。クリストフ・ヴァルツ演じるウォルターは口から作に生まれてきたような男で、とにかく調子よくし喋りまくり周りは振り回されるというか煙にまかれてしまう感じが面白かったです。明るい佐村河内と言うか植木等のような感じがしました。全盛期の植木等の映画は見たことはありませんが。

宇多丸は『ムービー・ウォッチマン』で「クリストフ・ヴァルツの独演会」と言っていましたが、本当にそんな感じでした。特に終盤の裁判のシーンでウォルターが弁護士と証人の二役を演じるシーンは上下を切って落語のように演じているようでした。裁判のシーンは画力対決になるのかと思わせておいてスカすところも笑えました。

テレンス・スタンプ演じるニューヨーク・タイムズの記者に絵を酷評されてウォルターが激昂するシーンはティム・バートン自身の心情のような気がしました。テレンス・スタンプはよく知らない役者だと思っていたら『スーパーマン』でゾット将軍を演じていたり『スターウォーズ エピソード1』にも出ていたりしています。

エイミー・アダムスは50~60年代の女性がまだ抑圧されていた時代の話のため受け身で損な役回りのようで、最近のディズニープリンセス以上に窮屈な役に感じられました。しかし、相変わらず肌の露出は多い衣装を着ていました。エイミー・アダムスは『アメリカン・ハッスル』では詐欺師の役でした。

この映画はTOHOシネマズ有楽座で見たのですが、TOHOシネマズ有楽座が入っているニユートーキヨービルが閉鎖になるため2月27日をもって閉館するそうです。TOHOシネマズ有楽座は頻繁に行ったことはありませが、私が行ったことのある映画館はけっこうなくなっています。銀座シネパトス、渋谷のシアターN、三軒茶屋中劇と三軒茶屋シネマ、吉祥寺のバウスシアター。それぞれ事情は違いますが寂しいですね。

TOHOシネマズは日本橋に新しいシネコンができたし、新宿のコマ劇場の後にももうすぐ新しいシネコンができます。
Big Eyes: The Screenplay

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