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『セデック・バレ 第ニ部 虹の橋』を見た

ウェイ・ダーション監督の台湾映画、『セデック・バレ 第ニ部 虹の橋』を見ました。

1930年、日本の統治下の台湾で起こった台湾の原住民セデック族の抗日暴動、霧社事件を描いた映画で、『第ニ部 虹の橋』では日本軍によるセデック族への反撃を中心に描かれています。

渋谷のユーロスペースで見ました。上映20分前くらいにユーロスペースについたら、ロビーにけっこう人が溜まっていたので、これはちょっと失敗だったかと思いましたが、余裕で良い席を確保できました。

最初の数分は『第一部 太陽旗』のハイライトというかおさらいみたいな感じで、一部、二部を連続して見なくても、思い出せるような構成になっていました。

日本軍によるセデック族の討伐が始まるまでがけっこう時間があり、この間に睡魔に襲われてしまいました。しかし、日本軍とセデック族の戦いが始まると最後まで見が離せないシーンの連続で睡魔は吹っ飛びました。

戦いの舞台はほぼ全て山岳地帯ですが、アクションシーンが素晴らしいく、今はどちらが優勢で劣勢なのかはすぐに分かりました。日本軍がモーナ・ルダオと敵対する部族を動員して、セデック族同士が戦うシーンはちょっとわかりにくい部分はありました。でもクリストファー・ノーランの『インセプション』や『ダークナイト・ライジング』なんかに比べると凄くよく出来たアクションシーンでした。

セデック族の少年が機関銃のマガジンをくわえながら、最後の突撃をかけるシーンが一番印象に残りました。血沸き肉踊るアクションシーンだけでなく、セデック族の女子供が首をくくって集団自決するシーンが描かれているのも非常にショッキングでした。

奇襲とゲリラ戦で序盤は優勢に戦いを進めていたセデック族は航空機、大砲、機関銃といった近代兵器を大量に投入した日本軍に破れて行く姿は太平洋戦争の日本にもダブって見えました。

日本軍のお偉いさんを演じた河原さぶのセリフでは数千人の日本軍に対してセデック族は300人で対抗したと語られていました。古代のスパルタとペルシャの戦いを描いたザック・スナイダー監督の『300』を思い出します。負けると分かっていてもプライドのために戦いに挑むというテーマも共通しています。それはある意味、野蛮なことなんですけどね。

河原さぶの演技はかなり大袈裟な感じでしたが、見終わってみるとあれはあれで良かったと思えました。逆に安藤政信がどうにも中途半端な役で可哀想な感じでした。第二部には登場しませんが、分かりやすい悪役を演じた木村祐一の方も印象には残りました。



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