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『ジャンゴ 繋がれざる者』を見た

クエンティン・タランティーノ監督、ジェイミー・フォック主運の『ジャンゴ 繋がれざる者』を見ました。

タランティーノの映画を見るのは『キル・ビルvol.2』以来です。私は西部劇、マカロニ・ウェスタンはほとんど見ていません。コーエン兄弟の『トゥルー・グリット』は見ましたが、正直私の趣味ではありませんでした。

黒人奴隷のジャンゴ(ジェイミー・フォック)はドイツ人の元歯医者で今は賞金稼ぎのドクター・シュルツ(クリストフ・ヴァルツ)に助けられ自由の身になる。ジャンゴはドクター・シュルツの助手になり、賞金稼ぎの旅に出る。ドクター・シュルツはジャンゴからジャンゴの奪われた妻の話を聞き、二人はジャンゴの妻を取り戻しに南部の大農場主カルヴィン・キャンディ(レオナルド・ディカプリオ)の所に向かうというお話。

タランティーノの映画なので西部劇、マカロニ・ウェスタンのオマージュに溢れた映画みたいですが、西部劇もマカロニ・ウェスタンもアメリカの奴隷制度も知らなくても楽しめる映画でした。165分と3時間近い上映時間ですが、クリストファー・ノーランの映画のように寝てしまうこともありませんでした。

脇役たちが豪華で演技も濃いのがこの映画の1つの特徴ですね。クリストフ・ヴァルツはこの映画でアカデミー賞の最優秀助演男優賞を受賞しています。クリストフ・ヴァルツはが出ている映画は初めて見たと思っていたら、ロマン・ポランスキーの『おとなのけんか』に出演していたのを見ていました。ケイト・ウインスレットの嫌味でやたら携帯を鳴らす旦那の役でしたね。ドクター・シュルツの馬車の屋根に歯のオブジェが付いていたのが笑えました。

レオナルド・ディカプリオの悪役ぶりも良かったですね。『J・エドガー』に続く悪役ですが、この映画では『J・エドガー』とは違い、分かりやすい悪役でした。昔の大映テレビの悪役みたいな感じすね。そう言えばディカプリオは昔、『クイック&デッド』という西部劇に出ていました。ジーン・ハックマンに父親を殺されたシャロン・ストーンがジーン・ハックマンに復讐する話しでディカプリオはジーン・ハックマンの息子役でした。一時期、やたらテレビでやっていた記憶があります。調べてみたら、監督はサム・ライミだったのですね。

黒人同士を死ぬまで戦わせるマンディンゴのシーンは総合格闘技の『PRIDE』と『虫皇帝』を見ている様な気分になりました。マンディンゴを楽しむディカプリオは新堂冬樹ということなのか?

ディカプリオの悪役ぶりは悪くわなかったのですが、サミュエル・L・ジャクソンが出てくると全部持っていてしまった感じですね。とにかくゲスなサミュエル・L・ジャクソンの演技はたまらないものがありました。主役のジェイミー・フォックスとのキャラの違いが主役と悪玉という関係以上にありました。

最後の戦いに向かうジェイミー・フォックスが馬の鞍や鐙や手綱を全部外して裸馬にまたがって走るシーンが非常に印象的でした。ちょっと前に漫画の『ガンダム ORIGUN』でシャアがテキサスコロニーで裸馬に乗るシーンがあり、そんなことできるのか?と思っていいたので、本当に驚きました。昔の西部劇でも同じようなシーンがあるんでしょうか?

タランティーノの映画なので、グロいシーンや汚い言葉がやたらに出てきます。特にこの映画では「ニガー(nigger)」という言葉がやたら出てきます。日本語で言えば「黒んぼ」といった感じになります。もちろん放送や公の場では使えない言葉です。サミュエル・L・ジャクソンはどの映画に出ても汚い言葉を使っていますが、さすがに今までは「ニガー」という言葉は使っていませんでした。この映画ではジェイミー・フォックスに対して「ニガー」と言い放っています。なんだか90年代のギャングスタラップを聞いているような感じになります。そう言えばサントラでは2PACの曲も使われていました。

ジャンゴ 繋がれざる者(監督:クエンティン・タランティーノ 主演:ジェイミー・フォックス、 クリストフ・ワルツ) [DVD]

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