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『テッド』を見た

セス・マクファーレン監督・脚本・製作・主演の『テッド』を見ました。

一人も友達がいない少年ジョン・ベネットはクリスマスプレゼントに貰ったテディベアに魂が宿るように願った。願いはかないテディベアはジョンとテッドはいつまでも親友だと誓い合う。テッドは一躍、全米の人気者、セレブになったがすぐに飽きられ、27年間ジョンと暮らしていた。ジョンはレンタカー店の窓口で働き、4年付き合っている彼女(ミラ・クニス)もいるが、結婚には踏み切れない状態だった、というお話。

とにかくテッドがスケベで下品で、それでいてキュートで最高です。大麻が好きで水パイプで大麻を吸っているところも素敵でした。スーパーに面接に行くためにスーツを着てネクタイを締めたテッドも良かったですね。とにかくテッドを見ているだけで飽きません。

お話的には大人になりきれないマーク・ウォールバーグ演じるジョンが、大人になっていくというストーリーで、通過儀礼という見方ができる典型的な映画です。アメリカではブロマンスといわれるジャンルの映画ですね。

『宇宙人ポール』と『ザ・ファイター』を足してクマちゃんを加えた映画に思えました。ポールもテッドも口が悪くて大麻大好きなんですね。ちなみに声を当てているのはポールがセス・ローゲンでテッドはセス・マクファーレンです。『ポール対テッド』みたいな映画も見てみたい。配給は両方ともユニバーサル・ピクチャーズです。

『ザ・ファイター』はシリアスなボクシング映画ですが、マーク・ウォールバーグが演じるミッキー・ウォードの煮え切らない優柔不断なところはジョン・ベネットにかなり似ています。テッドはクリスチャン・ベールが演じたディッキーのダメさ具合も似ています。でもテッドもディッキーもミッキーやジョンのために彼女の所へ話し合いに行く所も似ていました。

『テッド』のもう一つの面白さは80年代の映画や音楽の小ネタが色んな所に散りばめられているところです。『フラッシュ・ゴードン』のサム・ジョーンズは本人役で出演しています。『フラッシュ・ゴードン』ネタは別に『フラッシュ・ゴードン』をあまり知らなくてもとにかく笑えます。

ノラ・ジョーンズも本人役で出演していました。ノラ・ジョーンズはギターも弾いたりするんですね。余談ですが私はミラ・クニスよりもノラ・ジョーンズの方が好みです。

テッドを誘拐するジョヴァンニ・リビシがティファニー(80年代のアメリカのアイドル歌手)のビデオを見ながらクネクネと踊るシーンも笑えました。でも、アメリカの現在の芸能、テレビ関係のネタもかなり多く、笑い所だと思うのだけど分からないシーンもけっこうありました。

90パーセントはコメディですが後の5パーセントはアクション、あとの5パーセントはホロリとさせられる内容でした。テッドが『エイリアン2』のビショップみたいになったシーンで隣に座っていた女性は泣いていました。

サントラが温かくジャジーでゴージャスな感じなのも良かったですね。『ドラゴン・タトゥーの女』や『ドライヴ』のようなエレクトロニカなサントラも好きでなんですが、たまにこういったサントラもいいものですね。

ちなみに今年のアカデミー賞の授賞式の司会はセス・マクファーレンがつとめるそうです。

テッド(原題)(マーク・ウォールバーグ主演) [DVD]

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