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第38回読売GINZA落語会を見に行った

9月5日にルテアトル by PARCOで行われた『第38回読売GINZA落語会』を見に行って来ました。

開演時間は18時30分でしたが、私が会場に着いたのは19時10分過ぎでした。ホールに入ると立川談笑が既に喋っていました。自分の席に着いてなんとか噺を聞く体勢に入りました。ホールはけっこう爆笑の渦に包まれているし、談笑はターミネーター2のテーマ曲を歌っているし途中から入ってきたので何が何だかさっぱり分かりません。噺の中のシーンが変わって『片棒』の改作だということに気がつきました。しかし、噺は最後の三男のエピソードにはいっていました。

オリジナルの『片棒』も談笑の改作も聞いたのは初めてでした。談笑の改作では三男はユダヤ人の血が入っている設定で、葬式よりも父親の死に方にばかりやたらこだわるという噺になっていました。サゲはユダヤ人なのにホロコースト、アウシュビッツネタでとってもブラックなサゲでした。

間髪入れずに『白鳥の湖』の出囃子が鳴って三遊亭白鳥登場しました。私は白鳥を見るのは今回が初めてでした。林家たい平の代演で鈴本演芸場の夜の部のトリで新作落語をやったら客の爺さんに説教されたという噺でまず笑いました。林家こん平が倒れた時に白鳥の母親は息子が『笑点』のメンバーになれんるんじゃないかと密かに期待していたという噺も良かったです。白鳥の新潟の実家が自転車で、冬場はプラモデルを売っていて、ガンプラと城のプラモデルを抱き合わせで売っていた噺はポッドキャストで聞いたことがありましたが、生で聞いても笑えます。

白鳥のネタは鈴本で爺さんに説教されたときに演っていた『恋する蛇女』という新作でした。ガンダムや由紀さおりの『夜明けのスキャット』、チャールズ・ブロンソンといった言葉が出てくるとんでもない落語でした。海老名家を揶揄する噺も織り込まれていたのも良かったすね。三平(元いっ平が「人間国宝になる!」と言って国分佐智子を口説いたエピソードは無理があるけど笑えました。談笑もそうですが、白鳥の勢いのある熱演ぶりがもの凄く、白鳥の世界に引きこまれてしまいました。

仲入りの後は松尾貴史が司会で談笑と白鳥の対談がありました。最初の5分くらいは松尾貴史が1人で喋って、談笑と白鳥を呼び込むという構成でした。大阪の喫茶店で「ホット、ホット、ホット、ホットブラザーズ」とコーヒーを頼むコワモテのおっさんの噺が笑えました。対談の途中で松尾貴史が中島らも、桂吉朝の思い出話をポツリとしてくれたのが嬉しかったです。中島らもが「アントニオの店に行こう」と言って連れて行かれた店が立食い蕎麦屋で、アントニオというフィリピン人が働いている店だったというオチでした。

対談の途中で三遊亭圓丈も舞台に登場しました。圓丈の新作落語に対する自虐的でダウナーな姿勢がとっても不思議で松尾貴史はちょっと困った感じでした。

トリは三遊亭圓丈で『新牡丹灯篭』というネタでした。鼎談のときから圓丈は何度も足立区ネタを繰り返していました。『新牡丹灯篭』は下駄をはいたマラソンランナーの噺で、圓朝の『牡丹灯篭』とは全く関係ありませんでした。鼎談の時とはうってかわって落語を喋る圓丈はパワフルでまだまだ死にそうな感じはありませんでした。


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