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『怪獣大戦争』を見た

銀座シネパトスで行われている「水野久美映画祭」で『怪獣大戦争』と『妻として女として』を見てきました。

チケット売り場で「怪獣大戦争1枚!」と勢い良く頼むと、チケット売り場のおじさんは同時上映の『妻として女として』のフイルムの状態が良くないという説明をしてくれました。そんなことより、チケット売り場にはマタンゴと思われるソフビ人形が飾られていたことが気になりました。

『怪獣大戦争』と言うと、ゴジラがシェー!のポーズをとったり、ゴジラとラドンがX星人に操られたり、X星人の衣装が斬新だったりすること意外に特に情報がないまま見ました。今回はそれが非常に良かったように思えます。

伊福部の『怪獣大戦争マーチ』と同時にオープニングタイトルが始まりました。『怪獣大戦争マーチ』を聞くと、私は佐竹雅昭を思い出してしいます。佐竹雅昭はどうしているのでしょうか?

木星に新たに発見された衛星Xに地球連合宇宙局のロケットP-1号が向かうところから話は始まります。宝田明とニック・アダムスは高度な文明を持つX星人と遭遇。キングギドラに悩まされ地下で生活するX星人は地球のゴジラとランドを貸して欲しいと願い出ます。代わりに癌の特効薬を地球に贈るという交換条件を出します。X星人は地球から借りたゴジラとラドンの力でキングギドラを倒しますが、本当のX星人の狙いとは・・・、というお話。

ゴジラ、キングギドラ、ラドンが出てきますが、話の本筋はX星人による地球侵略です。水野久美はこの映画ではX星人を演じています。水野久美が演じるX星人は波川という名前で世界教育社と会社でスパイのような諜報活動していますが、監視対象であるニック・アダムスを本当に愛ししまいます。あぁ、なんという悲劇!

後半はX星人に操られたゴジラ、キングギドラ、ラドン暴れ、X星人の円盤による地球に対する一斉攻撃が始まり、地球危うし!という状態になります。でも、ゴジラとラドンが暴れているのが富士山のふもと農村というのがのどかな感時でした。キングギドラがニューヨークに現れたといのはセリフだけでNHKの大河ドラマみたいな省略法が使われていました。

ひょんな事からX星人の弱点が分かり、反撃が始まるところは『マーズ・アタック!』かと思いました。ティム・バートンはゴジラ好きでハリウッド版ゴジラが作られる時には監督候補に名前が上がっていました。『マーズ・アタック!』には一瞬だけゴジラが映っていました。『マーズ・アタック!』の元ネタは『怪獣大戦争』なんでしょうか?そうすると『怪獣大戦争』は『超時空要塞マクロス』の元ネタと言うとこともできそうです。

町の発明家で宝田明の妹の恋人役の久保明のエピソードが後半キレイにに回収されるところも気持ちよかったですね。X星人が電磁波で怪獣を操っているのを遮断するところはを映画版のパトレイバーにも影響を与えているような気もします。

X星人が計算機の計算どおりに行動するというのは、SF小説や映画のデストピア的な世界観にもよく出てきますが、共産主義のメタファーにも思えました。旧ソ連の計画経済、5カ年計画などなど。

X星人の女性が全員、水野久美の顔というのは北朝鮮の美女軍団を思い出しました。北朝鮮の美女軍団は衣装やメイクが統一されただけでなく、なんとなく人工的な感じがしました。あんまり関係ないけど、ロバート・パーマーの『Addicted To Love』のPVでは同じ様な体型で、同じメイク、同じ衣装着た女性だけのバックバンドを従えてロバート・パーマーが歌っていました。

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