MCハマー、スキャットマン・ジョン、マイケル・フォーチュナティ、シャンプーなど全19曲の一発屋達のヒット曲が楽しめます。帯に「監修・選曲・コメント 小林克也」となっています。しかし、小林克也は長めのコメントを寄せていますが、曲の解説は別の人がやっています。
私は80年代の中頃から洋楽ヒットチャートを追いかけて聞くということはしなくなったのですが、このCDに入っている曲はほとんど知っています。
ユーロビートはどうも苦手なのですが、マイケル・フォーチュナティの『ギヴ・ミー・アップ』を改めて聞いたらそんなに悪くはないと思いました。リズムが典型的なユーロビートのリズムではないのが良かったのかも知れません。Perfumeの『ワンルーム・ディスコ』のシンセのリフって『ギヴ・ミー・アップ』が元ネタになっているような気がします。
『CHA-CHA-CHA』は石井明美、 『SHOW ME』は森川由加里カバーしてヒットしていましが、この2人も見事な一発屋でしなぁ。しかし、『CHA-CHA-CHA』や『SHOW ME』のオリジナルはそれほどヒットしていなかったような気もする。
シャンプーは『ロッキング・オン』で取り上げられていたのを覚えています。来日した時には『スーパージョッキー』に出演し、二人とも露骨に不機嫌な表情をしていたのが印象的でした。タトゥーが出てきたときはシャンプーのフォロワーさんだと思いました。
トリーネ・レインの『Just missed the train』は椎名林檎の『ギブス』の元ネタとどこかに書かれていましたが、言われるほどに似ているようには聞こえません。
全体的にシンセの打ち込みによるアレンジ、サウンドがほとんどで、バンドサウンドというのはほとんどありません。「安さ爆発、みんなのさくらや」とい感じ、とにかく音が安っぽいという印象が拭えません。でも、そこがこのCDの良さです。
そんな中で、ヴァニラ・アイスの『アイス・アイス・ベイビー』を聞くと、凄くまともな感じがしますが、この曲はクイーンとデヴィッド・ボウイの『アンダー・プレッシャー』をサンプリングした曲なので、「そりゃ、そうだよね」と納得。
このCDで残念なのミリ・ヴァニリとリセット・メレンデスの曲が入っていないところです。ミリ・ヴァニリはグラミー賞の最優秀新人賞を受賞したのに、実際に歌っていたのは別の人間だったことが発覚し、グラミー賞を剥奪されていました。サシャ・バロン・コーエンの『ブルーノ』でもネタにされていました。
リセット・メレンデスは『Goody Goody』の「piece of my」という部分が言われてみれば「ピザまん」と聞こえる空耳なヒット曲でした。ヒットは日本だけのようでした。セクシーメイツというグループが日本語でカバーしていたようです。
一発屋

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