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『SUPER8/スーパーエイト』を見た

J・J・エイブラムス脚本、監督の『SUPER8/スーパーエイト』を見ました。

主人公のジョーは中学生、工場の事故で母親をなくしたばかり。趣味は模型作りと仲間と8mmカメラで映画を撮ること。憧れの同級生のアリスをヒロインに抜擢し、線路近くでゾンビ映画の撮影をしていたら、脱線事故に巻き込まれてしまう。奇跡的に事故には巻き込まれなかったジョーと仲間達だったが、事故現場にジョー達が通う中学の理科の教師の姿を見つける。といったお話。

舞台が1979年のアメリカの片田舎というところは『モールス』とちょっと似ています。『モールス』のヒロインであるクロエ・グレース・モレッツはヴァンパイアでしたが、『SUPER8/スーパーエイト』のヒロイン、エル・ファニングはジョー達が撮っている8mm映画の中でゾンビになってしまいます。ルービック・キューブが云々というところもこの2つの作品では共通していますね。ちなみにエル・ファニングはダコタ・ファニングの妹だそうです。

『SUPER8/スーパーエイト』は色々な所で言われているとおり、80年前後のスピルバーグ作品のオマージュでできているような映画です。『E.T』とか『未知との遭遇』とかスピルバーグは製作総指揮だった『グーニーズ』とか。この映画には製作にはスピルバーグも加わっています。私には映画版のドラえもんを実写化したモノのようにも見えました。デブのチャールズは金持ちの子供なのでジャイアンとスネ夫を足したようなキャラでした。

私が最近見ていたが映画は脚本の構造が荒いと言うか、ストーリーも結末も投げっぱなしな映画が多かったためか、『SUPER8/スーパーエイト』は緻密に計算された映画のように見えました。伏線の貼り方と回収がしっかりしていて、後半で伏線が回収されていく所は気持ちいいくらいで「なるほど、そうなっていたのか!」と膝を叩いてしまうほど納得させられました。脇役のキャラにもみんなそれなりに見せ場がある所も良かったですね。ゾンビ映画で刑事役をやっていたメガネがゲロを吐くシーンやカメラ屋の兄ちゃんが大麻でラリって車を運転するシーンは笑えました。

話の辻褄がキレイに合っていること、謎も解明されること、脇役にも見せ場があること、ハッピーエンドというはいいのですが、前半に色々と仕掛けをしていくところが多くて、詰め込みすぎで、全体的に間延びした様に見えました。惜しいですね。

ナックの『マイ・シャローナ』がサントラに使われているは知っていましたが、ELOの『Don't Bring Me Down』が使われていのには驚きました。しかも2回もかかっていました。前半でジョーと父親がレストランで食事をしているときにはコモドアーズの『Easy』がうっすらかかっていました。コンビニの兄ちゃんが発売さればかりのウォークマンで聞いていいたのはブロンディの『Heart of Glass』でした。

エンドロールでジョー達が撮っていたゾンビ映画がかかるところも良かったですね。人間をゾンビ化するガスを極秘に製造している会社の名前がロメロ化学なのも笑えましたスピルバーグだけでなく、ジョージ・A・ロメロもリスペクトということですね。

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