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面影ラッキーホールの『音楽ぎらい』を聞いた

以前、町山智浩が『小島慶子 キラ☆キラ』で紹介していた面影ラッキーホールの『音楽ぎらい』を聞いてみました。

面影ラッキーホールというバンド名を聞いたときに私が頭に浮かんだのは笑福亭鶴光の『うぐいすだにミュージックホール』でした。実際、面影ラッキーホールも『うぐいすだにミュージックホール』もエロという方向性は共通しています。

面影ラッキーホールの音を実際に聞く前はグルービーなファンクサウンドに乗って昭和歌謡ティストな歌詞を歌い上げるというスタイルはクレージーケンバンドみたいな音を想像していました。『ミュージック・マガジン』でもそんな紹介をされていたような気がします。

実際に面影ラッキーホールの音を聞いてみたら、CKBがお上品に思えるほど直接的な猥雑な歌詞が印象的でした。サウンド面ではCKBよりも江戸アケミの「じゃがたら」のファンキーさに近い感じがします。特に『温度、人肌の欲しい』のホーンのアレンジはそんな感じがします。

『ひとり暮らしのホステスが初めて新聞をとった』はタイトル長すぎで、歌詞もそのままで、素晴らしい!歌詞はホステスが新聞を取った理由があれこれと歌われています。私はヒモの男がオリックスのファンだったからという歌詞が好きです。(洗濯してたら洗剤の)白い粉が切れたからとい歌詞はバカうけでした。田代まさしや清水健太郎、岡村靖幸にこの曲を歌って欲しいですね。ホステスがどんな新聞をとったかも非常にきになります。聖教新聞とか赤旗なのか、それとも恐怖新聞なのか。先物の話ができるホステスと歌われているのでやっぱり日経新聞なのか。

『100万人のポルノスター』の歌詞は大人しめですが、ドロドロしたサウンドがちょっとだけ初期のP-FUNKのような感じがしていいですね。フルートにディレイをかけて浮遊感を出していつつ、サビに行くところで激しい歪んだギターが入る所が最高だと思います。ボーカルにも歪んだようなエフェクトがかかっているところもモアベター。リンボーマニアックスというバンドの『Porno』という曲もありましたなぁ。

『おらんだ花嫁』はご想像の通り、空気人形のダッチワイフを愛する男が主人公の歌。男が出会った空気人形は8万円もします。名前はまち子です。ペ・ドゥナ主演の『空気人形』の板尾創路を思い出しました。しかし、この歌の主人公は妻とは死別していて、割烹着をまち子に着せたりします。余談ですが昔、PC用のエロゲーで『オランダ妻は電気ウナギの夢を見るか?』というタイトルのゲームがありました。

『360°ノーマル』のアレンジはレゲエです。あんまりセックスは得意ではない男と女が、相手の事を思いエッチな下着や変わった体位を試してみたけど、相手は実はグンゼのパンツや事務的な正常位がいいという歌。SMや鬼畜なプレイが360°回転して普通に戻るという歌でもあります。

『男ののど自慢』は『ルックルックこんにちは』でやっていた『ドキュメント女ののど自慢』のパロディで不幸のズンドコを味わった男の半生がナレーションで延々と語られています。アコースティックギターや台詞にコミカルなエフェクトとSEが入ったり、不幸に不幸が重なっていくサチオさんの人生があんまりなので飽きずに聞くことができます。ジャケットの上村一夫の絵も昭和の匂いがしていいですね。

音楽ぎらい
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