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『ブルーバレンタイン』を見た

デレク・シアンフランセ脚本、監督、ライアン・ゴズリング、ミシェル・ウィリアムズ主演の『ブルーバレンタイン』を見ました。

早稲田松竹で『ザ・ファイター』と二本立てで上映されていました。『ザ・ファイター』はロードショーで公開されているときにも見ています。早稲田松竹では『ブルーバレンタイン』の方が客の入りが良く、私が見た回は立ち見も出ていました。

ディーンとシンディは結婚して10年弱くらいの夫婦で娘が一人いる。ディーンは朝からのんびりとビールを飲んだ後にペンキ屋の仕事をしている。シンディは看護師としてけっこう責任のある仕事を任されて、忙しく働いている。ディーンとシンディの関係は完全に冷え切っていて、セックスレスでもある。離婚に向かう2人の姿と、出会って結婚に向かう姿を交互に描いていくという映画。

『ブルーバレンタイン』というタイトルを聞いたときは、大瀧詠一の『Blue Valentine’s Day』が思い浮かびましたが、『Blue Valentine’s Day』は青春の甘酸っぱい感じの曲で、『ブルーバレンタイン』は大人の男女の冷たくて、ドロドロな映画です。強いて言えば加藤和彦の『あの素晴しい愛をもう一度』があっているような感じですね。

ミシェル・ウィリアムズは『ブロークバック・マウンテン』でヒース・レジャーの奥さんの役を演じていた女優さんですね。私生活でもヒース・レジャーと婚約していた時期があり、ヒース・レジャーの娘を産んでいます。

『ブロークバック・マウンテン』でも『ブルーバレンタイン』でもミシェル・ウィリアムズは凄く嫌な感じの倦怠感と生活感溢れる主婦を演じています。ミシェル・ウィリアムズもちろん若いときも演じていて、そのシーンには倦怠感や生活感は全く感じられません。ミシェル・ウィリアムズのこの演じ分けがとんでもなく凄いことになっています。若いときのシンディは自分の美しさを鼻にかけているような、ちょっといけ好かない女に見えました。自分が男ということもあり、やはりどうしてもディーンの方に感情移入して見てしまったからだと思います。

よくよく考えるとディーンもシンディもお互いに家庭に問題があったり、見栄と言うか虚勢を張ったりするところがありトータルで見るとお互い様なんですよね。冷静に見ればお互いに問題があっても、見る者の立場や年齢や人生経験などによって色々な見方や意見が出るような憎い構造になっている映画です。


Blue Valentine

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