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『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』を見た

エドガー・ライト監督作の『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』を見ました。しかし、『エンジェルウォーズ』といい、最近の映画の邦題はどうかしていますね。

去年の8月の終わりに町山智浩さんが『小島慶子キラ☆キラ』で紹介していた映画で、当初は日本での公開の予定はなかったそうです。『キック・アス』の成功が追い風になって、日本での公開が決まったようです。

原作はカナダのコミックで、原作者のブライアン・リー・オマーリーは竹熊健太郎と相原コージの『サルでも描けるまんが教室』を参考にして原作を描いたと町山さんは語っていました。『サルまん』だけでなく、日本の漫画やアニメ、ゲームからの影響が非常に濃い映画になっています。

宇多丸さんは『エンジェルウォーズ』をシネマハスラーで取り上げたときに『スコット・ピルグリム』と『エンジェルウォーズ』は似ているとちょっとだけ語っていましたが、全体的な映画のトーンは全く違うのですが、言っていることは分かりました。ついでに言うと『ブラックスワン』も作品の成り立ちのところでは似ていると言えば、似ているかもしれません。興行的には『ブラックスワン』が一人勝ちみたいですが。

アマチュアバンドのベーシストのスコット・ピルグリムが一目惚れしたラモーナをゲットするために元彼軍団と戦うというお話。スコット・ピルグリムと元彼軍団の戦いがバトル物漫画やゲームのように描かれているところが見所です。

サウンドトラックはベック(ベック・ハンセン ジェフ・ベックじゃない方)がかなりの曲を書いているみたいなんですが、スコット・ピルグリムのバンド「SEX BOB-OMB」はジャンル的にはガレージパンクといった感じ、正直、私の趣味ではありませんでした。

スコット・ピルグリムと元彼軍団の1人がベース対決をするシーンもありました。2人とも本当に下手なのには笑いました。元彼の方はレッチリの『Around the World』のイントロのリフみたいなものを弾いていました。

T.レックスの『Teenage Dream』やローリング・ストーンズの『Under My Thumb』が使われていたのは良かったですね。特に『Under My Thumb』がかかったのはラスボスであるプロデューサーにラモーナを取り返されてしまうシーンで、スコット・ピルグリムの気持ちに上手くハマっていました。

スコット・ピルグリムのルームメイトのゲイのウォレスを演じているキーラン・カルキンはマコーレー・カルキンくんの弟だそうです。SEX BOB-OMBのドラムのキムを演じているアリソン・ピルはガス・ヴァン・サント監督、ショーン・ペン主演の『ミルク』にも出ていたみたいです。『ミルク』に出ていた女性というとミルクを支えるレズビアンの活動家の役だったのかな?

面白くないというわけではないのですが、正直、期待した割にいまひとつ感じでした。元彼軍団が7人もいるというのは112分の映画としては多すぎで、全体的に散漫で所々間延びしているように感じられました。『エンジェルウォーズ』みたいにバトルステージは3つくらいにまとめ方が良かったんじゃないでしょうか。


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