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『豆富小僧』を見た

杉井ギサブロー総監督、日本初の長編3Dアニメ『豆富小僧』を見ました。

私は去年『劇場版3D あたしンち 情熱のちょ~超能力♪ 母大暴走!』を見ています。ここは当然、日本初の長編3Dである『豆富小僧』も見なくては思い、劇場に足を運びました。

19時からの上映だったためか、この映画のメインターゲットとなる子供連れの客は1組か2組だけで、客席も1割り程度しか埋まっていませんでした。

本編の前の予告もファミリー向けの映画で構成されていました。三池崇史監督作の実写版『忍たま乱太郎』の予告も見ることができました。こども店長の加藤清史郎が主演で、平幹二朗、松方弘樹、中村獅童、檀れいという普通の大人向けの時代劇でも豪華なキャスティングといった感じでした。そう言えば、平幹二朗と松方弘樹は『十三人の刺客』にも出ていました。当然ですが、『忍たま乱太郎』は予告を見る限り『十三人の刺客』みたいな雰囲気はありませんでした。かと言って実写版の『ヤッターマン』みたいな感じでもなく、あくまでも子供向け、ファミリー向けといった感じでした。

予告でもう1本気になったのはピクサーの『カーズ2』。『カーズ』はテレビでやっていたのを見たことがあります。パンツェッタ・ジローラモさんがフィアット500の声をやっていたのが印象的でした。

『カーズ2』は主人公のマックイーンがレースをしながら世界中を回るといった感じの物語みたいです。ちょっと『マッハGoGoGo』みたいな感じもしました。日本も舞台となっていて、日本の街中を走るシーンがやはり『ブラック・レイン』や『キル・ビルvol.1』みたいでした。それにしてもピクサーのCGは凄いですね。劇場で、3Dで見たくなりました。ちなみに予告は2Dでした。

さて、『豆富小僧』ですが、正直、困ってしまいました。『少林少女』、『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』級の映画といった感じですかね。確かに3Dは『あたしンち』よりも飛び出していましたが、効果的に使われていいたシーンは二つか三つくらしかありませんでした。普通の人間の造形が10年くらい前のゲームのポリゴン3Dみたいだったのが、悲しかったですね。

妖怪なのに人を怖がらせることが出来ず、父親の見越し入道にいつも「このオカラ頭」、「出来損ない」と怒られてばかりいる豆富小僧が自分にしかできない事を見つけるという話。テーマとしては悪くはないと思います、しかし、この映画で致命的なのは見越し入道と死神以外の妖怪のデザインが全然、妖怪らしくないところです。妖怪というよりも「ゆるキャラ」みたいでした。怖くてもなければ、たいして可愛いくもないデザインはある意味、非常にユニークですね。

原作の京極夏彦は水木しげるに心酔していて、二人の対談を読んだことがありますが、この映画の妖怪のデザインについて二人はどう思うのか聞いてみたい気もします。

「702番狸」というキャラの声ははるな愛がやっていましたが、キャラのデサインからすると同じオカマキャラでもKABA.ちゃんの方があっている気がしました。

そんな中でも主人公の豆富小僧の深田恭子は良かったですよ。豆富小僧が自分の事を「手前」というところが何とも可愛らしかったですね。深田恭子は役がかなり限定される女優ですが、はまれば『下妻物語』や『ヤッターマン』のときのように強烈な爆発力を持っています。それだけに『豆富小僧』は残念でなりません。

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