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『日本映画空振り大三振 ~くたばれ!ROOKIES 』を読んだ

この本は雑誌『映画秘宝』の「バッド・ムービー・アミーゴスの日本映画縛り首」を単行本化した第2弾です。

2009年に公開された日本映画46本を取り上げ、柳下毅一郎、江戸木純、クマちゃんの三人が罵詈雑言を浴びせています。宇多丸さんの『シネマハスラー』に似ているようで、似ていません。こちらは日本映画のみで、そして酷い映画ばかりを扱っています。

罵詈雑言を浴びせていると書きましたが、どの辺がダメなのかが脚本や演出、役者の演技などについて非常に丁寧というか、しつこく語られているのがこの本の魅力です。個人的な趣味や単純な悪口みたいなもの殆どないので、罵詈雑言ばかりでも後味は悪くありません。

逆にこの本の中で数少ない絶賛されている映画は殆ど個人的な趣味で、江戸木純は佐々木希主演の『天使の恋』を傑作と言っています。幸福の科学の『仏陀再誕』は三人揃って大絶賛でした。『天使の恋』は最近テレビでやっていましたね。見逃してしまいました。

『ROOKIES-卒業-』については、この本タイトルの一部やや装丁のイラストにも使われているで、もちろん酷評されています。この映画も最近、テレビでやっていました。こっちは半分くらいボンヤリと見ました。この本や宇多丸さんが言っていたとおりの酷い映画でした。ボンヤリと見ていたのでよく覚えていてないのですが、サードの城田優は左利きに見えたのは幻でしょうか?

私がこの本に出て来る映画で金を払って見たことがあるのは『ヤッターマン』だけです。この本ではアニメを忠実に実写化しているけどテンポが悪くて抑揚がなくて面白くないと書かれています。60満点のテストで60点のをとった感じで絶対100点は取れない映画、お約束の上に成り立っている映画とも書かれています。この本に書かれている通りだとは思いますが、私はけっこう好きです。テレビでやっていたのも見てしまいました。無理矢理、泣かせたり、感動させようとするばかりの他の日本映画よりはずっといいですね。

押井守の『アサルトガールズ』も酷かったようですね。押井守は今年、鉄人28号の実写版みたいなのを撮っていたみたいですが・・・。押井守は一体どこへ行くのか?『勝つために戦え!〈監督ゼッキョー篇〉』が最近でましたね。このまま映画監督の評論家みたいなものになるんでしょうか?

この本を読んで知ったのですが『カイジ 人生逆転ゲーム』には今年の5月に亡くなった佐藤慶が出ていたそうですね。どうも『カイジ 人生逆転ゲーム』が遺作のようですね。漫画やアニメを実写化した映画に年老いた名優が出演すると、程なくして亡くなってしまうのは気のせいでしょうか?『CASSHERN』の三橋達也、『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』の緒形拳などが思い浮かびます。次に危ないのは『SPACE BATTLESHIP ヤマト』の山崎努ではないかと、不謹慎なことを考えてしまいます。『CASSHERN』には大滝秀治も出ていたけどまだ、亡くなっていないのでただの思い過ごしだと思います。

このシリーズも終わってしまうようですね。『BECK』や『SPACE BATTLESHIP ヤマト』がどんな感じで語られるか興味あったに。


日本映画空振り大三振 ~くたばれ!ROOKIES (映画秘宝COLLECTION 41)
日本映画空振り大三振 ~くたばれ!ROOKIES (映画秘宝COLLECTION 41)

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