0コメント

吾妻ひでおの『失踪入門 人生はやりなおせる!』を読んだ

吾妻ひでおの『失踪入門 人生はやりなおせる!』を読んでみました。この本は『月刊COMICリュウ』の2006年9月の創刊号から2009年の11月号にかけて連載されたものだそうです。

この本は読むのが非常に難儀でした。どうにも内容が面白くないからなですが。香山リカの実弟、中塚圭骸という人が一応、吾妻ひでおにインタビューするという形のようですが、喋っている比率は、6割が中塚圭骸、『月刊COMICリュウ』の編集者が3割、吾妻ひでおは1割程度と言った感じです。

中塚圭骸は延々と自分の心の病や自分の家族について語ってくれているのですが、私は中塚圭骸の話が読みたくてこの本を読んだわけではありません。読みたかったのは吾妻ひでおの話です。まぁ、中塚圭骸の話している内容が面白ければいいのですが、残念ながら面白くありません。中塚圭骸は自分で自分の事を「人と変わっていて面白い人間」と思って話しているようですが、自分で自分の話に酔っている感じしてがいけません。

出しゃばりな編集者も中塚圭骸と同じような感じで、編集者の駄洒落が少しも面白くありません。途中で吾妻ひでおも中塚圭骸に対して話は長いと言っています。反省して『仕事もできない人は話も長い』という新書を中塚圭骸が持ってきたというところは唯一笑えました。

全体の三分の二くらいまで読んだところでアマゾンのレビューを読んだら、やっぱり厳しい内容のレビューばかりでした。みんなこの本を読んで思うことはだいたい同じなんですね。

元プロレスラーのバーン・ガニア(AWAの帝王)の養護施設での殺人疑惑の話は楽しめました。吾妻ひでおはプロレ好きで、中塚圭骸もプロレ好きのようなんですが、バーン・ガニアの話以外のプロレス好きの話はやはり、あまり面白くないですね。

出身が北海道というのもこの二人の共通点で、北海道出身の漫画家について吾妻ひでおが語っているところも面白かったですね。唐沢なをき、相原コージについては何度か名前が出てきていました。北海道出身の漫画家はけっこう多いということがこの本で分かりました。山本直樹もとりあえず名前が上がっていましたが、吾妻ひでおが山本直樹をどう思っているのか気になります。

この本で一番面白いのはアマゾンのレビューでも指摘されていましたが、Perfumeについて語っているところでPerfumeの綴りが「Parfume」となっているところです。YMO好きな中塚圭骸はテクノポップ絡みで語っていますが、当然そんなところは面白くありません。この本は徳間書店から出ていて、Perfumeが所属しているレコード会社は徳間ジャパンコミュニケーションズです。ちなみに吾妻ひでおは『チョコレイト・ディスコ』が好きだそうです。吾妻ひでおはPerfumeのイラスも書いていますが当然似ていません。

失踪入門 人生はやりなおせる!
失踪入門 人生はやりなおせる!

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

ガッツ(がんばれ!)

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック