2コメント

『ノートパソコンは買うな!―99%の人は騙される価格の秘密』を読んだ

最近の新書にありがちなタイトルで驚かせるタイプの本です。一口で言えばタイトルと内容のギャップを楽しむタイプの本ですね。

ノートパソコンよりもデスクトップパソコンを買えとかボジョレーヌーボーは解禁日に飲むなとか、住宅ローンを組んで家を買うより賃貸の方が得だとか、保険よりも貯金しろという事が書かれています。あまり書かれている事に新鮮味はなく、何処かで既に書かれているような事やテレビやラジオでも言われていることばかりのような気がします。

著者の小山信康という人はフィナンシャルプランナーが本職ということなので、保険や住宅ローン、株については詳しくようですが、パソコンについてはどうも、あまり詳しくはないようです。年齢は高めなのかと思っていたら昭和51年生まれだそうです。

ノートパソコンを買ってはいけない理由は、デスクトップパソコンに比べて壊れやすい、ノートパソコンはキーボードやディスプレイが壊れてもデスクトップパソコンのように部分的な替えが効かないからだそうです。もっとあっと驚くようなカラクリがあるのかと期待していたのですが、あまりにも普通すぎるノートパソコンを買ってはいけない理由に驚きました。

デスクトップパソコンでもケースの蓋を開けるとメーカー保証が受けられなくなる可能性があるみたいなことを書いていたり、外付けHDが高価だと書かれていたりもします。外付けHDは最近は安くなっています。HDだけでなく、USBメモリーやSDカードも大容量で安いものが出ていますね。

パソコンの故障の原因はホコリと熱でノートパソコンがデスクトップに比べて故障しやすいのは精密機器が小さい筐体に詰まっていているので熱とホコリが筐体たまりためと書かれています。大筋では間違いではないのですが、例え話として炭火でバーベキューするときに空気の通りをよくしないと火力が落ちてしまうという事例を出しているところが非常に不思議な感じがしました。後になってこの妙な例え話がこの本の最大のポイントでこの著者の最大の持ち味だということに気がつきました。

タイトルの衝撃を超える驚きが第2章の「ボジョレーヌーボーは解禁日に飲むな」にあります。
「今年のボジョレーヌーボーは例年に比べて○○○○」となにがしかの評論が加えられます。たぶんそれは、ピーターと池端慎之介を見分けるくらい難しいことではないでしょうか。
なんだかよく分からないけど、凄い衝撃的なすごい文章です。ボジョレーヌーボーの味を語るのにピーター(池端慎之介)がなぜ出てくるのか全く分かりません。ピーター(池端慎之介)という言葉が出てくるのもこの部分のみです。別に著者が熱狂的なピーター(池端慎之介)のファンであるというわけでもなさそうです。

余談ですがピーターと池端慎之介は同一人物です。レビューショーやバラエティー番組するときに「ピーター」という芸名を使い、役者のときには「池端慎之介」という芸名を使うとウィキペディアには書いてありました。

この一文を読むだけでもこの本を読む価値はあると私は思いました。この本おかげで私は世の中のたいていの事はピーターと池端慎之介の見分け方る事に比べるれば難しい事ではないのではと思うようになれました。


ノートパソコンは買うな!―99%の人は騙される価格の秘密 (リュウ・ブックス アステ新書)
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この記事へのコメント

  • うさとあつし

    内容を引用などして詳しく紹介してくださったおかげで、読むと得られる情報が分かった気になりました。それだけではないと思いますが、何かもうその本に対する興味が無くなりました。
    それもこれも、その本について知ってもらおうって気持ちのあらわれが、詳しく書かせたのでしょうか。
    本当は、ものすごく購入して読みたくなるように、絶対お勧めですって感じに書くことも出来るんだろうに、そうしないで素直に感想を書いてらっしゃるところに共感しました。
    もし、大絶賛していたら、それはそれで、周りの考えに左右される私は、そうなんだって思ったことでしょうけど。そんな周りの意見に流される性格って、こまりもんなんですがね。あっ、グチっちゃた。
    2010年02月01日 09:49
  • dorobune

    うさとあつしさんコメントありがとうございます。
    今更ですが、この本はお勧めですよ。実用的な意味ではなく「トンデモ本」としてですが。
    2010年02月01日 18:52

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