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マーティ・フリードマン『サムライ音楽論』を読んだ

『い~じゃん!J-POP -だから僕は日本にやって来た- マーティ・フリードマン』に続く、マーティ・フリードマンのJ-POP批評『サムライ音楽論』を読んでみました。

前作よりも装丁にも力が入っていて、ハードカバーになりました。マーティの顔が半分が歌舞伎の隈取をしている写真は『マジンガーZ』の阿修羅男爵を思い出します。

私はほとんどJ-POPは聞かないので、この本に登場するミュージシャンや曲は知りません。しかし、マーティの独特のJ-POPに対する捉え方が面白いので、ミュージシャンや曲を知らなくても私はこの本を楽しむことができました。

マーティは基本的にはコード進行などの面からJ-POPを解説していて、印象批評的な部分はあまりなく、論理的で非常に分かりやすい解説になっています。

歌謡曲、J-POPの批評というと近田春夫を私は思い浮かべます。マーティのスタイルは近田春夫よりも少し専門的なかもしれません。この二人は「タモリ倶楽部」の「空耳アワード」では何度か競演してますね。

この本で面白いのは日米の音楽事情の違いがさりげなく書かれているところだと私は感じました。アメリカではあまり季節感を感じさせる曲がない事や女性シンガーの曲を男性シンガーがカバーすることはほとんどないことなどトリビア的な情報が面白かったりします。

ジェロについてはマーティも評価しています。彼のルーツであるR&Bやヒップホップを取り入れることを提案しています。マーティはジェロのアルバム『カバーズ』の『釜山港へ帰れ』でギターを弾いています。

SCANDALという女の子バンドはアメリカで受けるのではと書かれています。このバンドは全く私は知らないのですがちょっと興味が沸きました。少年ナイフをマーティは評価しているが、アメリカで受けたのはニルヴァーナの前座に起用されたのが大きいと言っています。

J-POPだけでなく、日本のコンビニ、タクシー、レストランそして日本女性についても熱く語っているところもこの本の面白いところだと思います。

サムライ音楽論
サムライ音楽論

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