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「Monster CHAPTER.1 ヘルDr.テンマ」を読んだ

浦沢直樹の「Monster」の1巻を読んでみました。

浦沢直樹と言うと「YAWARA!」、「MASTERキートン」、「20世紀少年」とヒットを連発している漫画家ですが、私は今回初めて、 浦沢直樹の漫画を単行本で読みました。「YAWARA!」、「MASTERキートン」と「Monster」については連載中に雑誌で断片的には読んだことやアニメ化されたテレビを何度か見たことがあります。そのときの「Monster」についての印象は「ブラックジャック」+「逃亡者」(昔のアメリカのテレビドラマ)+αみたいなイメージがありました。

今回、単行本の1巻を読んでみて思ったのは、非常にシナリオがよく練られているということですね。伏線の張り方、話の展開の仕方が非常に見事ですね。Dr.テンマが運命に翻弄され、事件に巻き込まれてく様子がジェットコースタームービーのように起伏に富んだ物語として描かれ気持ちいいですね。

物語の展開は非常に激しいのですが、その中で語られる大病院の中で繰り広げられる政治的な駆け引きなどがさらに物語を面白くしていると思います。登場人物はちょっとステレオタイプに描かれすぎている気もしないでもないですね。特にDr.テンマを追うことになる連邦刑事局のルンゲ警部やアイスラー記念病院院長の娘、エヴァは昔の大映テレビのドラマに出てきそうな感じがします。

この巻の最後のエピソードでDr.テンマは自分が助けたモンスターのヨハンと再会します。Dr.テンマとヨハンは結構長い間会話を交わしますが、ヨハンの顔はずっと描かれず、ヨハンがDr.テンマのもとを立ち去る一瞬だけその顔が描かれています。なかなか憎い演出です。


Monster (1) (ビッグコミックス)
Monster (1) (ビッグコミックス)

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