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ダン池田の「芸能界本日モ反省ノ色ナシ」を読んでみた

ダン池田の伝説の暴露本「芸能界本日モ反省ノ色ナシ」を読んでみました。

長門裕之の「洋子へ」と並ぶ80年代を代表する芸能界の暴露本として有名な「芸能界本日モ反省ノ色ナシ」ですが、実際に読んでみると衝撃度はそれほどでもありません。暴露本というよりも、ダン池田の日常的な愚痴や悪口を綴った日記ですね。今で言うタレントのブログ本といったところですね。「冷やしたぬきうどん」にまで愚痴っているところが私は好きですね。

悪口、愚痴の対象はアイドル歌手(田原俊彦、近藤真彦、松田聖子が多いですね)やフジテレビの当時の「夜のヒットスタジオ」の司会だった井上順、芳村真理、そしてデレクター、プロデューサーになってます。八代亜紀についても時々、辛辣なことを書いてたりします。女性アイドルにも歌や礼儀には厳しいこと書いていますが、かわいい子やダン池田のに対して礼儀正しい子には優しかったりするところが笑えます。

この本での最大の暴露はダン池田自身の下半身事情じゃないか思います。歌手志望の少女や女優(さすがに実名は書いてありませんが)との情事が臆面もなく綴られていたりします。ダン池田は「いたいけな少女が大人たちの食い物に・・・」とか「新人歌手をソープ嬢扱いするプロデューサー」と書いているのですが、自分も少女を「歌手にしてやる」と言って手をつけたりしてます。結局、その子を歌手にすることもできず、この本の最後ではその子は芸能界をあきらめて田舎に帰っていきます。

そして、自分のまわりバンドマンに対する愚痴もかなりの頻度で繰り返されています。結局のところ典型的な「オレの若いころは・・・」的な話で、内容的にはあまり音楽的な話はなく、「飲む、打つ、買う」の話がほとんどです。ある意味、もう一つの「バンドライフ」とでも取ることができます。

この本は1985年に出版された本なのですが、このころから「紅白歌合戦」の視聴率が下がり始めたり、テレビでの歌番組の衰退が始まったようですね。ダン池田は予言のようなことも書いているのですが、残念ながらほとんど当たっていません。当たっているのは松田聖子の離婚くらいです。

芸能界の暴露本と考えると少し物足りないかもしれませんが、「80年代のブログ本」と考えると色々と味わい深かったり、当時の芸能界の知る資料としての価値はある本だと思います。


芸能界本日モ反省ノ色ナシ (〔第1弾〕)
芸能界本日モ反省ノ色ナシ (〔第1弾〕)

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