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「快楽亭ブラックの放送禁止落語大全〈2〉」を読んだ

「快楽亭ブラックの放送禁止落語大全〈2〉」を読んで見ました。

この本は快楽亭ブラックのオリジナルの落語をまとめたものです。おまけのCDには2席収録されています。基本的には古典落語の改作が中心になっているのですが「ぜんざい公社」の改作の「オマン公社」や「カラオケ病院」の改作「カラオケ寄席」のように元ネタが新作落語の噺が入っているのが〈1〉との大きな違いになります。

快楽亭ブラックの落語はもちろん面白いのですが、解題(解説)で語られるその噺に関するエピソードも面白いものになっています。「オマン公社」を新宿アイランドホールでかけて新宿アイランドホールを出入り禁止になったエピソードが特にいいですね。「オマンコ」を連発して出入り禁止になっのではなく、新宿アイランドホールが水道局の持ち物で「オマン公社」で水道の貯水槽に覚せい剤を投げ込むくだりがあるためだったそうだ。余談ですが、「オマン公社」の次に収録されている噺は「朝鮮人の恩返し」です。

「カラオケ寄席」では花柳幻舟が出てきてタイガーマスクのエンディングテーマ「みなし子のバラード」の替え歌で立川流家元の立川談志の批判をするのが笑えます。花柳幻舟という名前を久しぶりに目にしました。余談ですがWARのことをメガネスーパーが金を出して天龍を中心に作られたプロレス団体と書かれていますが、メガネスーパーが作ったのはSWSでWARはSWSが潰れた後に天龍が作った団体です。

「マラなし芳一」の前半非常にしっとりとしたまともな展開なのですが、芳一は「平家物語・壇ノ浦合戦の段」の後に「壇ノ浦夜枕合戦記」からいつもどおりの快楽亭ブラックの下ネタ全開の展開になっていきます。「野ざらし」は師匠の談志から教わったものではなく、古今亭志ん朝に教わったそうだ。この本に収録されている「野ざらし」は中盤までは古典と同じ展開ですが、中盤以降はオリジナルな展開になっています。

快楽亭ブラックの放送禁止落語大全〈2〉
快楽亭ブラックの放送禁止落語大全〈2〉

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