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「山下達郎・竹内まりやの謎」を読んだ

「山下達郎・竹内まりやの謎」を読んでみました。

この本は1996年の12月に青谷舎という出版された本で、私は図書館で見つけました。今では絶版みたいです。90年代前半に流行ったアニメや漫画の「謎本」のミュージャン版のような感じの本です。青谷舎という出版社はこの本の他にもユーミン、中島みゆき、藤井フミヤの謎本を出していたようです。

アニメや漫画の粗製濫造された「謎本」のように、この本も実にいい加減な作りで、その「やっつけ仕事」ぶりには潔さや清々しさすら感じてしまいます。当然ですが、この本のための山下達郎、竹内まりやのインタビューは収録されていません。この本で登場する山下達郎、竹内まりやの発言は新聞、雑誌などで既に発表されたものです。今までなんらかのメディアで発表された山下達郎、竹内まりやの生い立ちから1996年までの軌跡が綴られ、著者というか編集者の考察というか感想みたいなものが添えられていう構成です。おそらくこの本のために独自に取材はされていなのではないかと思います。

竹内まりやは今年でデビューで30周年だったり、朝ドラの主題歌を歌っていたりナレーションをやっていたりするので、最近、竹内まりやを知った人には面白く読めるかもしれません。そう言えば竹内まりやは今年の紅白に出演するのではないかという噂もありますね。

私がこの本を読んで一番謎に感じたのは、山下達郎のシュガー・ベイブ時代やRVC時代が順調だったかのように書かれているところです。シュガー・ベイブの解散は発展的解散で暗いイメージではないと書かれていますが、所属していたエレックレコードが倒産しています。2枚目の「SPACY」ではすべての楽器を一人でこなしたと書かれていますが、実際はすべての曲を一人でこなしたわけではありません。経済的な事情で一人で演奏せざるおえない状況だったというのがその理由のようです。3枚目の「IT'S A POPPIN' TIME」がライブ盤なのもライブ盤なら予算が安く抑えられるからと、山下達郎本人が再発されたCDのライナーノーツで書いています。ですが、この本では全くそんなエピソードは書かれておらず、何もなかったかのように順調にキャリアを積み「RIDE ON TIME」で大ブレイクしたみたいな書き方になっています。山下達郎に気を使ってこんな書き方になったのでしょうか?それともRVC時代の山下達郎のことをよく知らなかったからなんでしょうか?謎ですね。

山下達郎・竹内まりやの謎
山下達郎・竹内まりやの謎

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