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「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN (12)開戦編・後」を読んだ

「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN (12) 開戦編・後」を読んでみました。

この巻の表紙は旧ザクをバックに左手を上げて演説をしているようなギレンが描かれています。派手な表紙なのですが、この巻で描かれる開戦当時の戦闘はこの表紙に反して非常に淡白です。実際の開戦のシーンはサイド7でのアムロとフラウの日常の描写の中に挟まるかたちでムサイを中心としたジオンの艦隊が連邦の艦隊やコロニーを攻撃する様子が数ページ描かれているだけとなっています。ギレンの演説などはありません。正直、開戦の描き方にはがっかりしました。アムロの日常はどうでもいいので、もっと戦闘シーンやギレンの演説などを描いて欲しかったです。この巻の話の中心はシャアとララァ、そしてテム・レイかと思います。

おそらくこの巻の見どころは開戦前の月でのミノフスキー博士の亡命をめぐる、旧ザク(シャアとランパ・ラルそして黒い3連星)とガンキャノンの戦闘なのでしょう。このときキシリアも変装して月に潜入するのですが、眼鏡をかけた姿が女装したテム・レイのように見えます。一般の旅行者を装って月に潜入するときにキシリアが乗っているのは旅客用のムサイです。おそらくこの後、この船はダークコロニーで巡洋艦に改装されたはずです。

テム・レイは自ら設計したガンキャノンが旧ザクの前に全滅させられてしまいます。この事件をきっかけにガンダムの開発が始まるという流れになっています。相手がシャア、ランパ・ラル、そして黒い三連星では仕方ない話かもしれません。しかも、ランパ・ラルと黒い三連星はモビルスーツの開発当初からテストを行っていたわけですから。ちなみテム・レイはミノフスキー博士のかつての弟子として描かれています。


もう一つこの巻の大きなエピソードは地球に降りたシャアがジャブローの工事現場で働いていたところで、ララァに出会うという話です。実際にシャアとララァが出会うのはジャブローの工事現場ではなく、現場近くのカジノですが。現場では当然、シャアはガテンな格好をしています。ガテンなシャアもなかなか素敵です。おそらく、ジャブローの工事現場でのガテンな労働があのガチムチな体を作ったのだと思います。シャアはガンタンクみたいなモービルワーカーで現場の仕事をしているのですが、現場監督にはジオニック社でモビルワーカーの開発をやっていたと語っています。しかし、シャアがジオニック社でモビルワーカーやモビルスーツの操縦を身につけた描写はありません。ジャブローのララァとの邂逅の後にシャアが登場するのは月でのガンキャノンとの戦闘になっています。


機動戦士ガンダムTHE ORIGIN (12) (カドカワコミックスAエース)
機動戦士ガンダムTHE ORIGIN (12) (カドカワコミックスAエース)

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