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ウルトラQ「あけてくれ!」を見る

ウルトラQのDVDの第7巻に入っている「あけてくれ!」を見ました。

「あけてくれ!」はウルトラQの第28話(最終回)なのですが、本放送では放送されず、再放送で初めて放送されたそうです。脚本は「金八先生」でお馴染みの小山内美江子です。

この話ではウルトラシリーズですが怪獣は出てきません。現実の世界に疲れた人々が電車で理想の世界へと消えていくという話です。天本英世が演じるSF作家の友野健二が水先案内人となってロマンスカーで理想の世界へ向かうところへ、サラリーマンの沢村正吉が迷い込みロマンスカーから降りようとして「あけてくれ!」と叫びます。現実の世界へ戻ってきた沢村ですが、奥さんや娘、会社の上司に冷たく扱われ最後には「連れてってくれ!」と叫びます。なんだか落語のような終わり方がいいですね。

映像的には夜空を飛ぶロマンンスカーが非常に印象的です。この作品は1964年に制作されています。ちなみに「銀河鉄道999」の連載が始まったのは1977年だそうです。今年の4月からロマンスカーは千代田線に乗り入れが始まっています。大手町などから疲れたサラリーマンがロマンスカーで帰ることも可能なわけですが、そのまま別の世界へ消えてしまうことはできないのでしょうか?せいぜい箱根の温泉に浸かることくらいしかできないのでしょうか。

天本英世と言えば私は仮面ライダーの「死神博士」や平成教育委員会の回答者のイメージが強いのですが、「あけてくれ!」での演技も不気味でなかなか素敵です。特にロマンスカーで現実の世界から理想の世界へ向かっていることを淡々と冷静に説明するシーンが好きです。

この話の主人公とも言えるサラリーマンの沢村を演じている柳谷寛の演技もいいですね。この人はウルトラQ第19話「2020年の挑戦」にも刑事役で出演しています。「あけてくれ!」と目を剥いて叫ぶシーンの狂気を含んだような演技もいいですが、タクシーの中で妻に責められておどおどしていまうところもいいですね。それに比べると沢村の娘役の演技があまりにも棒で笑ってしまいます。いつの時代にも棒な役者は存在しています。

仕事や人間関係で疲れている人が見ると「連れてってくれ!」と思ってしまうのでしょうか?



DVD ウルトラQ VOL.7
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