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北尾トロの「怪しいお仕事! 」を読んだ

北尾トロの「怪しいお仕事! 」を読んでみました。

「裁判長!これで執行猶予は甘くないすか」が面白かったので、、またまた北尾トロの本を読んでみました。今回の「怪しいお仕事! 」はタイトルのとおり怪しい仕事を営んでいる人のドキュメンタリーという内容になっています。最初に単行本化されたのが1998年(実際に取材をしているのはおそらくその1~3年くらいと思われる部分もあります)なので若干内容的に古い部分もありますが、面白さはかわりません。逆にこの10年間で世の中の何が変わったかという部分わかったりします。

一番時代の流れを感じるのはPCやインターネット、携帯電話ですね。この本ではまだインターネットは登場してません。「必殺掲示人」ではインターネット以前の「パソコン通信」の掲示板を使った仕事が紹介されています。ここに出てくる人はパソ通からインターネットへの時代の変化にちゃんと乗れたのか気になります。仕事の内容やアイディアはインターネットでも十分通用すると思います。

悪徳興信所、競馬の情報会社、ポーカー賭博屋、、野球賭博師など法律に触れそうな商売がメインで紹介されています。しかし、私が特に面白く感じたのは「幽霊ライター」と「『車で融資』の金融業者」と「寝室覗きや」ですね。この三つは北尾トロが実際に潜入取材の様な形でライターという姿を隠して取材を行っているのがスリリングで面白いですね。その他の仕事については基本的に怪しい仕事をしている人のインタビューという形なので、北尾トロが実際に体当たりで取材している話に比べるとちょっと物足りなさを感じます。

「幽霊ライター」は夕刊紙に載っていた三行広告から取材が始まります。北尾トロが失業中で妻に逃げられそうなダメ男を演じ、妻への手紙を「幽霊ライター」に代筆してもらうことを通して「幽霊ライター」の正体に迫るという話になっています。

「寝室覗きや」は北尾トロが「夫婦の営み、見ます」三行広告を出してその反応を見るという企画でした。北尾トロはあくまで「見る」だけでプレーには参加しないという姿勢なのですが、連絡がくるのはスワッピングや3Pはできないのかという問い合わせばかり。最終的には北尾トロは見知らぬ夫婦の営みを覘くことができるのですが、そのプロセスが紆余曲折あり非常に面白いものになっています。

そう言えば10年くらい前は「10円ゲーム」という看板を掲げたポーカーゲーム屋があったのですが、最近そういった店を見ることはないような気がします。


怪しいお仕事! (新潮文庫)
怪しいお仕事! (新潮文庫)

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