4コメント

「COBALT HOUR」を聞く

荒井由実 の「COBALT HOUR」を聞いてみました。

「COBALT HOUR」はユーミンの3枚目のアルバムで、リリースは1975年です。アルバムタイトル曲の「COBALT HOUR」、「卒業写真」、「ルージュの伝言」、「CHINESE SOUP」など初期のユーミンの名曲、代表曲が入っています。

荒井由実時代のアルバムのバックの演奏の多くは細野晴臣率いるキャラメル・ママ(ティン・パン・アレー)が つとめていて、このアルバムでもほとんどの演奏がキャラメル・ママです。

「COBALT HOUR」での細野さんベースがゴリゴリしていて素敵ですね。細野さんのベースと言えば私はYMO時代の「東風」や「京城音楽」が好きですが「COBALT HOUR」でのベースも名演だと思います。

「卒業写真」のギターは鈴木茂が弾いています。「卒業写真」は有名な曲なので、私も以前から知っていますが、鈴木茂のギターを意識して聞いてみたのは今回が初めてです。鈴木茂は「はっぴいえんど」のギターとして有名ですが、鈴木茂のギターを弾いてる曲で一番有名な曲はおそらく「卒業写真」かもしれませんね。

「CHINESE SOUP」はタイトルが絶妙ですね。「中華街」を「チャイナタウン」と言い換えると同じように「中華スープ」を「CHINESE SOUP」と言い換えてお洒落な感じになっています。曲やサウンドももちろん小洒落た感じですが。「中華スープ」というと私は味の素の瓶に入った顆粒の「中華スープの素」を思い出します。こういった「言い換え」によって本来のイメージを変えてしまうやり方は80年代くらいから始まったような気がします。

1曲目の「COBALT HOUR」は飛行機のプロペラの音から始まって最後の「アフリカへ行きたい」で行機のプロペラの音で終わるこのアルバムはある意味トータルアルバムなのかもしれません。「COBALT HOUR」で東京から横浜を通って横須賀で夜明けのむかえて、「花紀行」では金沢の浅野川へ行き、「青梅線の西立川の「 雨のステイション」で人影を見送って、銀色のセスナでアフリカへ飛ぶ。

COBALT HOUR
COBALT HOUR

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この記事へのコメント

  • mina

    はじめまして。
    コバルトアワーは、クレジットされている方以外にも、何人かギターの方が入っていて、卒業写真は別の方が弾いているようですよ。
    鈴木さんのギターの弾き方とは違いますね。
    2011年08月15日 16:44
  • dorobune

    minaさんコメントありがとうございます。

    『卒業写真』のギターは鈴木茂ではないんですか。ではあのギターソロは誰が弾いているのでしょうか?気になります。

    余談ですが、山下達郎の『JOY 1.5』には鈴木茂の『砂の女』のカバーが収録されています。
    2011年08月17日 01:08
  • mina

    CDやレコードのアーティストのクレジットは、大まかに数人だけだったりとか、実際の人でないことは昔からずっと多いことなんですよね。
    有名どころだと、ビートルズのリンゴのドラムは、バーナード・パーディーをはじめとする、黒人のドラマーの方がやっている曲が結構あるんですよ。これは結構有名な話だったりするんですよね。
    それでそういう曲の数だけ、不当な扱いを受けているアーティストが多い、という辛い話でもあったりするんですよね。
    コバルトアワーの「卒業写真」と「何も言わないで」の2曲のメインの部分を弾いてるのは、無名のギタリストですよ。その2曲が一番かっこいいと私は思うんですけどね。
    よーく聴いてみてください、鈴木さんのギターとはずいぶん違います。
    2011年08月22日 13:38
  • dorobune

    minaさん追加情報ありがとうございます。


    リンゴ・スターに影武者が居たという話は聞いたことがあります。『卒業写真』にはそういう事情があったということですか。


    屋敷豪太がソウル・II・ソウルでドラムのプログラミングをやったときに、まともにクレジットされなかったり、ギャラも十分に払われなかったと昔、インタビューで語っていたのを読んだことがあります。

    ミリ・ヴァニリという二人組はグラミー賞を受賞したのですが、後に全く別の人間が歌っていたのが発覚し、グラミー賞は剥奪されています。


    クレジットや影武者ミュージシャンについて改めて考えるきっかけを作っていただいてありがとうございます。
    2011年08月22日 20:23

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